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Palmデバイスに付けられている幾つかのボタン類、そのどれが押されたかを判別するために、NS BasicではGetKey()という関数を使うのが一般的です。 GetKey()という関数、正確には、押されたキーやボタンの「1文字」を得ることが出来るものなので、物理的なボタン類に限らず、Graffiti入力された文字も取得可能ですが、あまり使われているのを見たことはありません。 どちらにしろ、GetKey()には、1文字が代入されると覚えておけばよいでしょう。 ちなみに、このGetKey()は、キーやボタンを含めたPalmデバイス上から入力できるほとんどの装置に対応しているのは、下表を見れば明らかかと思います。
例えば、Visual BASICなどでは、 Dim A as Integer A = &H10 Dim A as String A = &H10
さて、最近は、英語版先行というか、日本語版が発表されない純正Palmデバイスにシビレを切らしている方も多いと思います。そんな英語版のデバイス、気が付けば日本語版には存在しない「★」のボタンがあります。 物欲の為せる業か、神の導きか、なぜか手元に、Palm Tungsten-Tと、Palm Zireがありますが、どちらも「★」がシルクエリアの右上についてます。 ![]() どちらにしても、環境設定(Prefs)から自由に割り当ての出来なかった機能限定ボタンでしたが、★になってからはユーザーが自由に割り当てることが可能になりました。 それぞれの環境設定のデフォルト設定画面は、次のようになっていますが、これを見れば★ボタンがユーザー向けの「ご自由にどうぞ」ボタンであることはわかりますね。
確かに、Zireはクレードルではなく、ただのケーブルでHotSyncしますので、このような機能が割り当てられているのだと思います。まぁ、一方のTungsten-Tの方は「好きにして★」状態でしょうか。 ところで、Zireをお持ちの方はご存知のことと思いますが、このZireの★ボタンを押すと、HotSyncが出来ます。 いや、ボタンに機能が割り当てられているから、当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、試しに、お手持ちのPalmで適当なボタンにHotSync機能を割り当ててみてください。 HotSyncのプログラムが起動するだけで、自動的にHotSyncが始まる訳ではありませんが、Zireは自動的にHotSyncが始まります。
Tungsten-Tの★ボタンはキーコード16番、Zireの★ボタンはキーコード15番だったのです。 そう、実は、Zireには、いわゆる電卓(ソフトキーボード)ボタンがついていなくて、HotSyncボタンが実装されていたことになります。 それがユーザー側で自由に変更できる点、ある意味、画期的なHotSyncボタンを備えた特殊なデバイスであるといえますね。 このように、わざわざZireではシルクアリアの★ボタンは、他のデバイスとは違ってHotSyncボタンであることがわかりましたが、どうしてこんな対応がされているのでしょう? ちょっと考えれば、その答えが理解できます。 低価格デバイスとして発表されたZire、クレードルはありませんし、ボタンこそ4つから2つに削られていますが、ボタン1つで手軽にHotSyncできる!というPalmの特徴を外すことだけはしたくなかったと思われます。 単なるコストダウンで、「安いから仕方がないや」とユーザーに納得させて、同じように電卓(ソフトキーボード)ボタンを配置することも可能だったはずですが、あえてHotSyncはボタン1つで出来るように設計したあたり、このチープなデバイスの★ボタンに、Palmの魂を見た思いがします。 |
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