ようこそ、NS Basic/Palm 2.0



 βテストを重ね、NS Basic/Palm Ver.2.00がリリースされました。
一言でいえば、IDEの洗練、と言うところでしょうか?
内容的には、Ver.1.12の開発環境に、ユーザーインターフェースを一新したイメージです。
文法などには変更は加えられていませんので、既存のユーザーの方も、安心して移行できるでしょう。

では、一新されたインターフェースですが、まず、起動すると、

  

このような画面になります。(以下、画面をクリックすると、拡大表示されます。)
ここで、Project Fileを選択して、[Open]すれば新しいプロジェクトが開始されます。

  

大きな変更点は、いわゆる今風の開発環境のデザインに近くなった点でしょう。
これらのツールボックスやプロパティウィンドウなどは表示・非表示を選択できるので、好みに合わせて開発画面をデザインできるでしょう。
また、複数のコードウィンドウを同時に開くことができますので、開発効率が増したのではないでしょうか?
その他、使い勝手を考慮して、幾つかの変更点が加えられています。

一方、Ver.1.12より同梱されていたPalmRIというNS Basicでカラービットマップを取り扱うツールが、このバージョンからは連携するようになりました。
したがって、今までは、モノクロビットマップのみしか使えなかった NS Basicにおいて、カラービットマップや、JPEG、GIFなどのフォーマットの画像を取り扱えるようになり、とても汎用性が高くなりました。
また、アイコンのフォーマットも併せて変更となり、Ver.1.xで使用してきたアイコンファイル(.icn)は廃止されました。
アイコンも、ビットマップ類が使えるようになりましたので、Icon Makeは同梱されません。

では、早速、カラーを使ったサンプルを作ってみましょう。

   

NS Basic社のGIF形式のロゴマーク、これを直接NS Basicに読みこんで表示してみます。
以前のバージョンと同じように、[Add Bitmap]で、画像を追加しますが、デフォルトで 1bitのPathに入ります。
GIFは8Bitなので、これを、8BitのPathに移動させましょう。ショートカットメニューに、「切り取り(Cut)」が追加されましたので、作業効率が上がりました。

   

後は、ビットマップオブジェクトを貼り付けて、ビットマップファイルのID番号を指定するだけです。

さて、今回のバージョンでは、POSEとの連携がとれるようになりました。
したがって、コンパイル→POSEの起動→POSEへのインストール→実行、の流れが1ステップでできるようになりました。
これらの動作は、コンパイル後の動作をオプション設定で選択でき、他にデバイスへのインストールのセット、および、なにもしない、です。
ちなみに、試してみたところでは、画像のカラー化とファイルコピーのタイミングが悪いため、直接インストールする場合に、アプリが正常に動作しない場合がありました。多発する場合は「なにもしない」を選択するのが良いでしょう。

さて、実行してみると、

   

すんません、モノクロで、でも、階調表示されていますね。
そう、GIFファイルを読みこんで、NS Basic上で表示できるようになりました。
したがって、画像を作成するのに、今、自分が使っているグラフィックツール類が使えるようになった訳です。

その他、色々な点が更新されています。
詳細については、NS Basic社発表のものを、私的に和訳してみました

気になるお値段ですが、NS Basic/Palm 2.0は、Ver.1.xと同じ、$99.95に設定されています。
ただし、これは、9月1日までの特別価格で、それ以後は$149.95となるようです。
また、既存のユーザーには、$39.95(ハンドブック、CD付き)でアップグレードが可能です。
ちなみに、Ver.1.xの5月1日以降の購入者であれば、無償でアップグレードができるそうです。
2001-07-10 mizuno-ami.