第1回 プログラムを始めよう「2.NS Basicを起動しよう」

1−2 NS Basicを起動しよう

NS Basicを起動すると、このようなウィンドウが開きます。これは、最近保存したファイルの一覧が表示されるもので、ここから選択して続きを作成することもできます。とりあえず、今は最初なので白紙のままです。

    

[Start a New Project]をクリックして、先に進みましょう。
次は、このような画面が表示されますが、これを、プロジェクトのプロパティ画面と言います。

    

ちょっとカタカナ用語が登場してきたので、少し手順や用語の解説をしておきます。
まずNS Basicでアプリケーションを作成する手順ですが、これは次のようになります。

    

最初に、何らかのプログラムを入力し、次に、コンパイルという作業をしてPalm用のアプリケーションファイルに変換します。 これで、Palmのアプリケーションファイルである「PRC」の拡張子を持つのファイルに変換されます。そして、HotSyncなどでPalm本体でダウンロードして実行するわけです。もう少し、正確に言えば、Palm上にNS Basicのランタイムがインストールされていないと実行できませんので、これらは入手しておいてください。NSBRuntime.PRCという約90KBのファイルで、最初に一度インストールすればOKです。(最新版は、NS Basic社のホームページから自由にダウンロードできます。)
 出来上がったものが問題なく動作すれば良いのですが、入力ミスなどでコンパイル時にエラーが出たり、思い通りに動かなかった時の不具合を修正する場合などは、先ほどの手順を繰り返して完成させます(たまに、挫折しますが・・・)
この中で、コンパイルという聞きなれない言葉が出てきました。これは、NS Basicで作成したファイルをPalmで実行できるファイルに変換する作業です。一度、コンパイルされたファイルは、直接NS Basic上では編集できなくなります。
コンパイルする前の、NS Basicで変更や修正ができる状態のファイルを「プロジェクト」ファイルと呼んでいます。

プロジェクトは、拡張子が「prj」のファイルで「ソース」などとも言います。
各プロジェクトには、ファイルの名前や、先ほどで出てきたクリエータIDなどの情報を持っています。 それらの情報のことを「プロパティ」といいます。「属性」と訳すのが適当だと思いますが、Windowsでもお馴染みの言葉ですね。

さて、プロジェクトのプロパティ画面に戻ります。
どうしても必要な項目は、プロジェクト名(Project Name)とクリエータID(CreaterID,Creator Code)ですが、これはデフォルトの 「Project1」「Test」を使えば試しに使う分にはOKです。
他のものは空白でもOKで、これら全てのプロパティは後からでも設定することができます。

次に、このような画面が表示されたでしょうか?

    

これは、NS Basicのメインの開発画面で、IDE(Integrated Development Environment)と言います。
訳語は「統合開発環境」といい、ここで、作成や修正を一通り行います。
ちなみに、実行する機能はありませんので、エミュレータを使うか、実機にインストールして試すしかありません。

IDEは左側に「ツールボックス」、右側に「プロジェクト・エクスプローラ」があり、中央にPalmデバイスの模擬レイアウトが表示されます。

ここまできたら、いよいよ次は「Hello,world!」です。

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