第4回 プログラムは奥深く「5.アイコン」

4−5 アイコン

さて、ここまでアプリケーションとして完成してくると、アイコンを作って、ちゃんとしたアプリにしたくなりますね。
ここでは、アイコンの作り方やその他の設定方法を紹介しましょう。

アイコンは、NS Basicに添付のIconMakeというプログラムを使います。
こんな画面です。

    

NS Basicで作成したアプリケーションは、標準でこのようなアイコンになります。

    

Palmの標準ランチャーでは、通常、大きなアイコンを使っていますが、名前順に表示する時に表れる小アイコンもあり、実際は1つのアプリケーションに2つのアイコンを用意します。大アイコンは、22x22ピクセル、小アイコンは15x9ピクセルです。
IconMakeには、枠線が引いてありますが、この枠内に入れて作る必要があります。左上の青枠が小アイコン、中央の赤枠が大アイコンです。
しかし、IconMakeの画面は、32x32ピクセルで、なんだかムダなように見えますね。これは、Palmのアイコンは文字の部分を含めて32x32ピクセルで、PalmOSのバージョン3以前のものと互換を取るために22x22という設定になっているだけです。
(この辺りの詳しい話は、私のページの「アイコンにこだわろう」にあります。)

さて、ジャンケンゲームの大アイコンファイルと小アイコンファイルとして、このようなアイコンを作りました。

    JanKen_L.icn  JanKen_S.icn

どちらも拡張子が「.icn」で、区別できるのはファイル名だけですので、やはり、わかるようなファイル名をつけるのが良いでしょう。

アイコンが準備できたら、IDEの[Project]の[properties]を開きます。そう、クリエータIDなどを設定する画面ですね。
ここに、Large Icon Filenameと Small Icon Filenameという項目がありますので、ここにそのファイルを指定します。[Browse..]ボタンを使えば、標準のフォルダ[Bitmaps]が開きますので、アイコンを作ったら、ここの近所に入れておくのが良いでしょう。尚、ビットマップと同様に、コンパイル時に最終のイメージが取りこまれますので、途中で更新することも可能です。
あと、[Launcher Name]は、ランチャーに表示される名前で、空欄の場合プロジェクト名が入るようです。それとVersionは適当に開発ログを残しながら入れていきましょう。

    

さて、コンパイルして、試してみましょう。
今までの、みなれた標準アイコンではない、自作アイコンのアプリケーションが表示されていますね。

IconMakeには、コピー&ペーストがありませんので、ちょっとコツがいるかもしれません。
私の場合は、面倒なので自分でアイコンを作るアプリを作ってみました。これも、こちらに掲載されていますので、自由に使って下さい。

Basic BASIC第4回、いかがだったでしょうか? 今回は、Redrawを使った方法や、アイコンの使い方など、NS Basic独特の内容のようですが、ロジックの辺りは、BASICの汎用として通用すると思います。
また、プログラムの流れを制御する重要なコマンド「Do〜Loop」を紹介しました。
この辺りまでわかってくれば、BASICの基礎的な部分の大半が網羅できたのではないでしょうか?

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第4回 プログラムは奥深く「5.アイコン」