Palmなお部屋:ぷりちぃな小物たち

【ハクキンカイロ3Rプラチナム】

2001.11.10 mizuno-ami.
2001.11.12 注意事項、を追加

【購入動機】

なんとなく思い立ち、ハクキンカイロ、でサイトを検索したところ、色々知る事が出来、惚れこんでしまいました。
今も根強いファンがいる定番グッズのようです。
【ハクキンカイロ】

カイロ、と言えば、最近ではいわゆる使い捨てのカイロが主流ですが、今も白金触媒を用いたカイロは息づいているようです。
通常、灯油やベンジンなどの、火をつければ、炎を上げて激しく燃焼しますが、白金触媒を用いる事で、燃料を低温度で徐々に燃焼させることができるようになります。これがハクキンカイロの原理で、その時の熱は、カイロとして十分な温度である、と言う仕組みです。
今回、紹介するのは、株式会社ハクキンさんの販売する、ハクキンカイロ3Rプラチナムです。
普及製品の「ハクキンカイロ3R」と比べて、「プラチナム」という点が上位機種である証になっています。
さて、温度を開始させるために、130℃以上の温度を与える必要があります。
通常の製品では、これにライターやマッチなどの火を近づけるのですが、このプラチナムは乾電池を使って数秒で点火できる、という点火器が標準装備である点が、違う点です。


●左から、専用フリースポーチ、注油カップ、点火器、本体


●ポーチの「PLATINUM」ロゴがなんとなくカッコイイ!
【点火の準備】

さて、まず、燃料を入れなければいけません。
燃料は「ベンジン」を使います、これはメーカー推奨の「ハクキンベンジン」を使って下さい、とありますので、従うのが良いでしょう。
通常の製品だと、メーカー純正品は、サードパーティに比べて高額になっているのが一般的ですが、ハクキンベンジンは定価500円(500ml)ですので、気にせず本体と一緒に買っておけば良いでしょう。
ちなみに、ハクキンベンジンには「用途 カイロ用・オイルライター用・シミ抜」とありますので、カイロ以外にも使えてお徳です。


●まず、上部の「火口」という部品を外します。


●これが「火口」です。


●専用の注油カップを使います。そのまま差し込みます。


●こんな感じで、スッポリと差し込めます。

差し込んだカップに、ベンジンを注ぎ、上の線まで入れると「1カップ」という単位で、このプラチナムは、2カップの容量があります。
2カップで約24時間、温かさが持続するということです。
この状態では、燃料は本体に入らず、カップに溜まりますので、上の線まで入れます。
そして、カップ部分を90度回転させると、燃料が下に落ちる仕組みになっています。


●カップを回すと、燃料は中に流れ込みます。
 流れ込んだ余分な燃料があるかもしれませんので、燃料注入後、逆さまにして、余分な燃料は出しておきましょう。
 (逆さまにして、落ちる分は、余分な燃料だそうです。)

とりあえず、燃料の注入では、それほど手の汚れることはありませんし、また、臭いも思ったほどきつくありませんでした。
一応、換気の良いところで行うのが良いでしょう。
【点火】

点火は、専用点火器のおかげで、とても楽に行えます。


●これが点火器です。なんだかスゴイ仕組みのようでしょう?でも紙製です。


●バラバラにしてみました。部品は紙製で頼りない感じです。
 (単三電池1本は別売りです)

さて、頼りない紙製点火器で点火できるのか?ちょっと本体側の仕組みを見てみましょう。


●火口の中にコイル上のモノがあります。いわゆる電熱線ですね。
 (赤く着色した部分が電熱線の部分です。)

●そして組み立てた点火器です。

点火の仕組みは至って簡単です。
まず、点火器の先に出ている電池の+極を、火口のオレンジ色の部分に接触させます。
そして、点火器の銀色の部分を本体に接触させ、点火器を火口に押しつけます。すると、点火器低部のスプリングが銀色部分と接触し、次のような簡単な配線が完成します。

   

そう、ただ、電熱線に電池をつなげただけの構造でした。
乾電池1本なので、実際に点火したのか良くわかりませんので、フタに、点火インジケータが付いています。
このインジケータは、40℃以上になるとオレンジ色から赤に変わり、実際に点火したかどうかを判断することが出来ます。


●フタの横に、オレンジ色のインジケータ。


●こうしてチェック。風のないところでは、燃焼で発生する水蒸気を確認しても良さそうです。

思いの他、あっけなく点火しましたので、後はフタをして専用フリースポーチに入れましょう。
【まとめ】

完全燃焼をすることで炭酸ガスと水しかでず、また、使い捨てのようなゴミを生じる事がありません。
このような環境に配慮したハクキンカイロ3Rですが、この3RにはReduce、Reuse、Recycleの3つのRと言う事で、同社の環境へ配慮を前面に押し出した製品と言えるでしょう。
確かに使ってみると、使い捨てカイロには無いパワフルな温かさを実感する事が出来ますので、これからの寒い季節に持ち歩きたい一品ではないでしょうか。

純正のハクキンベンジンは、しょうゆ入れのような注ぎ口ですので、手の汚れも最小限ですみます。
一緒に購入すると便利である事を追加しておきます。

●結構、近未来的なフォルムだったりして、カッコイイかな?

【オススメ度】
火力★★★★★とっても、ぬくいです。オススメ度★★★★★
手軽さ★★☆☆☆燃料が必要で、消耗部品もありますので、ちょっと手間です
目新しさ★★★★☆意外と目新しく感じるかも

※一応、ガソリンスタンドのようなところでの使用も問題無い、との事ですが、使う際は使用上の注意を良く読んで、正しく使ってください。
【注意事項】

一応、危険性のあるものなので、基本的な使い方は、付属の取扱説明書を良く読んで、正しく使って下さい。
ここでは、私なりに、幾つかの疑問点がありましたので、株式会社ハクキンさんへお問い合わせしたところ、快くお返事頂きましたので、ここでまとめておきます。

使用が制限される場所について
通常の使用においては、炎が出るわけではないので、ガソリンスタンドのようなところでの使用も大丈夫です、と頂きました。
では、どういう場所がいけないか、というと「著しく酸素濃度の高い場所」です。これは、日常であまり目にする事のない場所ですが、例えば、医療用の酸素テントなどが該当するようです。このように、酸素の多いところでは、おとなしいカイロも炎を上げて燃焼しますので、大変危険です。注意して下さい。
ちなみに、使い捨てカイロも同じ酸化反応ですので、このような場所では著しく燃焼する、ということです。(これについては、事故例があったそうです)
したがって、そういう場所では、どちらも使えませんので、覚えておくと良いでしょう。
その他、航空機内への持ち込みに制限があります。機内に持ちこむ場合、国土交通大臣の許可が必要だそうです。

途中で止められるのか?
少量の燃料で長時間燃焼できるのが、ハクキンカイロの長所ですが、途中で燃焼を止めたい時はどうするのか?という疑問もあるかもしれません。
基本的に、酸化反応ですので、なんらかの密閉容器に入れて酸素を遮断するか、熱いのに気をつけて火口を外してしまうかすれば、燃焼を止める事が出来るそうです。
ただし、燃焼していないベンジンが残りますので、次回に入れ過ぎないよう、注意しなれければいけません。
また、ベンジンは、様々な成分の混合物ですので、揮発しやすい成分から消費されます。したがって、燃え残った燃料は、揮発しにくい成分組成が多くなるため、着火性能が劣る事があるようです。
そういう観点から、出来るだけ途中で燃焼を止める事はやめて、予め入れる燃料の量で調節して下さい、とのことでした。
ちなみに、ハクキンさんは、使い捨てカイロの反応を止めるための「カイロちょっとお休み」という製品を発売されています。
【購入データ】

私の場合は、
 ●株式会社ハクキン、のホームページより注文しました。「消費者販売」からです。
 ●在庫さえあれば、即日発送していただけます。説明には10日以内、とあります。
 ●ハクキンカイロ3Rプラチナム:定価が2,400 3,150円(税込)ですが、ネット通販だと、1割引の2,160 2,835円(税込)で購入できます。
 ●これは、燃料も同様500 580円(税込)が、450 522円(税込)になります。
 ●送料は別途かかりますが、5,000 10,000円以上の場合、無料です、との事でした。
 ●支払は同封の振込用紙で振り込みます。
 ◎上記価格は、2004年 10月 1日時点の価格です。価格改定などがありますので、実際の価格はメーカーサイトなどでご確認ください。
詳しくは...
  株式会社ハクキン(http://www.hakukin.co.jp/)