お前ら健常者なんだから我慢しろ、という差別
2019年04月09日(火)
●久しぶりに地下鉄に乗った。とある駅で、駅員が用意したスロープを利用し、車椅子の女性が乗ってきた。その後、いくつか先の駅で、スロープを持って待機しいていた駅員の協力で、スムーズに降りられたが、その際、「ありがとうございます」という女性の声が聞こえてきて、何となく和む。ここ最近、公共交通機関を利用するたびに、何だかマナーが段々悪くなってきている感じがして、どこかしら気分が悪いので、当たり前のことでホッとする自分がある。名古屋の地下鉄といえば、昨日だか、迷惑なクソジジイのニュースが流れていたが、動画を見ると、想像していたより酷い迷惑行為。あんなクソジジイをつまみ出せる法律がないことが大問題だが、さっさと死ねと言いたくなる。迷惑行為といえば、ハロウィンなど、若者が集まって馬鹿騒ぎするアレは、今更の話だが、冷静に眺めれば、ああいった馬鹿騒ぎも、若者が集まっている、という前提があり、ある種の集団心理的なものもあろう。しかし、この手の老害は、それ単体でクズという厄介な存在。若者なら集団暴走だが、老害はテメー1人でブレーキとアクセルを踏み間違えて他人様に害を与える訳で、テロより怖いと言えよう。●とは言え、まともな人が迷惑を被ろうが、お前らはまともなんだから我慢しろ、知恵遅れやボケ老人は弱者さまでカワイソウだから尊重しろ、というのが今の商売。ほんと、人権とかを売り物にしている連中に害虫以外の呼称が見当たらない。「責任能力がない」とかいう奴を無責任に放置して、おまえら我慢しろ、と社会に押し付けるもんだから、あちらこちらに、それっぽいのが徘徊している始末。差別はいかんが区別はすべきだし、責任能力のない奴が暴れて怪我をさせられたところで、こちらには損しかないんだから、そういうのが近寄ってきたら警戒するくらいの自衛は許されるべきだろう。ただ、勘違いしてはいかんのは、そういうのを排除しろとは言わない。老害なんて子供返りした大人みたいなもんだから、ある意味、行動が仕方ない面もあるだろう。ただ、そういうのを担ぎ上げ、最優先で優遇しろ、と押し付ける風潮が気に入らない。当人が分かっていようがいまいが、他人に迷惑をかけている以上、もっと、謙虚にすべきじゃないか?多くの人が集まって暮らす以上は、何らかの形で我慢する必要が社会というものだろう。どうも、この手の弱者を「支援」する人々の、謙虚さに欠ける態度が気に入らない。★☆★
選ばれるに値しない人々
2019年04月08日(月)
●統一地方選。首長選とセットになっているなど、選挙の中身によって地域の温度差があるだろう。ほぼ組織表で決まるトヨタ市は面白味に欠けるが、その系列の人は、カイシャか労組かに「投票に行きましたよ券」を家族分提出する義務があるようで、投票後にそれを受け取らないと「変わってるなぁ」みたいな怪訝な顔をされるのが面白い。この「投票に行きましたよ券」、人に話すと「そんなの存在すら知らない」という地域もあり、面白いと言うか闇深いと言うか。だいたい、投票したことを報告したところで、何に投票したのか分からないだろうが、これの組合系なら暗黙の了解なんだろうなぁ。1人1人の一票が社会を変える、みたいなフレーズも、こうも高度化した組織表が存在する中では、ほぼ無意味と言えよう。●『野党、共闘の北海道道知事選で敗北 参院選に暗雲』、北海道の結果を産経新聞が報じている。自民党を手放しで支持するつもりはないが、何ら具体的な解決策や代案を示すこともなく、ただ、闇雲に批判しかしない連中を、どう支持すれば良いのか。主要5野党で推薦した候補が振るわない結果は、野党がたくさん集まっているんだから数はあるだろう、とか、そんな話だろうか。いや、数で結果が読めるならまだマシで、『応援に入った野党幹部は安倍晋三政権批判を繰り返したが、批判だけでは支持獲得に限界があることも浮き彫りになった』などと書かれている通り、空気が読めないから結果は必然じゃないか。ご丁寧に、前回、野党共闘を強調しすぎて敗れたことを教訓にし、共闘より『オール北海道』を演出したようだが、誤った解釈に基づいて作ったものは教訓にはならんよ。もはや、有権者をバカにしているとしか言いようのない対応だが、「令和、カッコいいじゃん!」で支持率が上がるような国だ。あながち、間違った対応でもないか。●唐突だが、電子タバコと呼ばれるアレ、どうして普及しないのか?いや、喫煙者が紙タバコから電子タバコに移行する云々ではなく、何らかの味を楽しむための道具と考えれば、タバコとは無関係に『新しい嗜好品』として定着しても不思議じゃないだろう。しかし、そういう動きがないことを思えば、おしゃぶりの代用品みたいなのに、ニコチン中毒でもなければ興味を示さない、ってことだ。別段、口腔周りの嗜好品は、ガムや飴玉など、いくらでもあるので、市場がないとは思えないが、最近はガムも「若者の○○離れ」の1つになっているらしいので、微妙なところか。★☆★
懐メロというリサイクル
2019年04月07日(日)
●テレビで歌謡曲番組が流れていた。歌謡曲なんぞ、それほど興味はなかったが、下手なバラエティの馬鹿騒ぎより、よっぽど害がないので、ここ最近、普通に受け入れている。今日も、そんな番組を見ていたが、1970、80年代に耳にした曲が流れており、懐かしいなと思っていたが、そこに歌手の当時の年齢が表示されるたびに驚いた。演歌歌手とか老けてるのに20代とか、また、この人、老けているようで、今の自分より年下だったのか、などなど。どう見ても、今の自分より、この35歳の方がジジイに見えるだろうと笑いつつ眺める見た目と実年齢がずいぶん違うテレビの中の人たち。懐メロ番組なんぞを面白がったりするジジババなんか理解出来なかったが、なるほど、懐メロ番組、面白いかもね(笑)。★☆★
警察24時というクズの生態を放映する動物番組
2019年04月06日(土)
●昨夜遅く、南相馬市で軽自動車が信号機の柱に衝突、運転手が死亡した。事故の直前に、それに似た車が信号無視をしたとしてパトカーに追跡されていたという。事故った軽自動車がそれかどうか分からないが、パトカーから逃げるようなクルマは、何らかの『理由』があるんだろう。この記事には書いていないが、多くの場合は、飲酒だろう。また、警察24時系のテレビなら、たいていはクスリだが、どちらにしてもロクなもんじゃない。他人を巻き込まず、自分だけぶつかって死んだなら、結果オーライとしか言いようがない。●クルマといえば、頻繁に車線変更をするヤツがある。朝の渋滞なんか、どちらの車線を走っていても、長い目で見れば差はない筈なのに、頻繁に変更をする。タイミングで考えれば、教科書通りの「安全確認をして」という行動が出来るハズもないので、タダの迷惑でしかないが、ハンドルを握っているが、ウインカーを「今、こちらの車線に入りましたよ」の完了の合図だと思っているようなバカだから仕方がない。一方で、自分なんぞは、前のクルマが急に右折しようとしても、面倒だから、そのまま後ろについて待っている。安全確認をして、車線を変更し、そのクルマの前に出てから、もう一度、安全確認をして、再度、元の車線に戻る、という手順を考えれば、目の前に止まっているコンビニに入りたいヤツが曲がっていくのを待った方が、よっぽど安全だし早いだろう。もちろん、後続車がゼロなら、さっさと前に出るけどね。ただ、前の車を避け、一旦、他の車線に移ったヤツの「自分には元の車線に戻る権利がある」という勘違いも如何なものかと思う。例えば、前の車が右にウインカーを出した瞬間、ロクに安全も確認せず左側の車線に避けるヤツは「前のクルマが曲がったんだから仕方ないでしょ」とか思っているだろうが、そいつが、元の車線に戻る時も、ロクに安全確認せず「ワタシはコッチの車線を走っていたじゃない」とばかりに強引に割り込んでくる。こういうバカは死んだほうが良い。●最近、補助金を払うと、特別なナンバープレートが交付されるものが増えている。その中で、軽自動車でも白色ナンバーになる、というものが一部の連中には好評のようで、トヨタ市内でも意外と増えている。ただ、そいつらの運転マナーを見る限りは、本当にその補助金を納めることを目的にしたような人は極めて一部であり、大半は、軽自動車にコンプレックスでも持っているようなアホばかり。とは言え、ナンバーの色が白に変わったところで軽自動車に変わりはないし、むしろ「ああ、この人、それがコンプレックスだったのね」と気づかせることになるので、かえって貧乏臭く見える。そんなあざとい偽装をしたところで、と思うが、世の中、作り物感見え見えのカツラを頭に乗せてすまし顔をしているハゲも絶滅しないので、やはり見た目は重要なんだろうね。★☆★
間接的薬物中毒
2019年04月05日(金)
●ピエール瀧が保釈された。こざっぱりした格好でカメラの前で詫ていたが、普通にテレビに出ていたときと別人に見える。メイクによるものか、むしろ、そういう誠実な感じを装うためのメイクなのか分からない。のりピーこと酒井法子も、似たような風を装っていたので、あんなモノだろう。まぁ、クスリが抜けてたから顔つきが違ってた可能性もあるが。クスリに頼らざるを得ない生活もどうかと思うが、酒や煙草と言った嗜好品も、その実、似たようなもの。もちろん、それ自体の毒性もさることながら、人に迷惑をかけるかどうか、依存性があるかどうかで判断すべきだろうが、少なくともタバコの中毒性など今更だし、酔っぱらいによる被害など、そこらのクスリの比じゃないだろう。だからといって、これらのクスリを緩和しろとか言うつもりはないが。●所属事務所は、契約解除を発表したが、その発表文にあった「本件に関しては、引き続き誠意をもって対応させていただきます」に対し、ネットの一部では「誰に向けての誠意なのか」などと批判する声が上がっているらしい。何だろうね。警察沙汰になった従業員をカイシャが解雇して何が悪いのか、さっぱり分からない。普通の会社でも、規程類に「解雇」辺りに、そんなことが書かれているだろうに。相変わらず「作品に罪はない」という人もあるが、仮に弁当屋の店員が人殺しだったらどうか。何人もの罪のない人々を傷つけてきた手で作った弁当。それでも食べようという人があるのか?いや、役者の場合、その作品は『分業』だから、車のネジを作っていたヤツが逮捕されたって、車の発売がなくなるわけじゃない、という考えもあるが、比率で言えばネジ程度じゃない。仮に、車体を作っている会社の社長が反社会的勢力として引っ張られたら、そりゃ、仕入先が変わるだろう。逮捕されたら「こうなること」が分かっているのに手を出すような恩を仇で貸すようなバカなど、解雇でもぬるいわ。●中国で運用されている『社会信用システム』、国自体に信用がないのに何言ってんだ、と思う一方で、こういう思い切ったことが出来る部分は羨ましいと思う面もある。そんなシステムで、「頻繁に転職を繰り返す人物は社会的信用が低いと見なされ、今後の行動に制限がかけられる」という政策を発表した。終身雇用という制度が馴染まなくなった、というか、実際は転職に対するハードルが下がったご時世、転職組は珍しくないが、会社としては、そう簡単に変わられては困るので、採用の際は、その理由を重視する。そして、当然ながら、履歴書などに「自分目線の理由」が書かれているが、面接で話すと、それが「自分勝手な言い訳」だと分かるケースもあり、明らかに長続きしないだろう人も珍しくない。また、犯罪容疑者の報道で「職を転々とし」などと付く場合もあるので、中国が示した指標は、あながち間違っていないだろう。いろいろな意味で、中国の取り組みは興味深い。★☆★