2019年12月 一覧
すき焼きを食べる日

2019年12月31日(火)

●大晦日。実は令和元年が終わろうとしている訳だが、何だか1年が長すぎて、もう数年経った気分じゃありませんか?1年の長さを感じるのは、それなりに色々な動きがあったからだろう。社会的なこと、合わせて、人それぞれに。そんな中で、今年から始まった「働き方改革」とやら。これまでの職能スタイルから時給スタイルに切り替えるようなものなので、正直言って無理があるが、各社、それなりに低脳役人の尻拭いに四苦八苦して対応している状況。労使共に歓迎しない改革は、単に労基対策だと思っているが、如何か。ただ、生産性が低いのは確かで、いわゆる定時で終われるなら、それに越したことはないだろう。●そんなご時世、重要なのは「休みがある」ことを皆が理解することだ。それは、いわゆる会社に限ったことではなく、商店も同じ。サラリーマン様が休んでいる間、観光地や商店の皆様には奉仕しろ、休んでいるんじゃない、というのは乱暴な意見。もちろん、その時期が儲けの時期なので、そちらで営業し、適度に休めば良いが、どちらにしても「オレが行く時には店を開けておけ」は、比較的根強く残っている。だからだろうか。今年の年末のニュースは、どこそこのファミレスチェーンは年末年始は休みます、というものが多かった。だいたい、民間企業なんだから、そんなことをいちいち説明する必要はないが、やはり「元旦から開いているもの」だと信じ込んだ連中への対策は、テレビが一番良いだろう。いくら張り紙しても「なんだクソ」と騒ぐが、これが「テレビで言ってた」となると「まぁ、そういう時代か」と多少なりとも理解するようになる。ネットでいくらでも情報が得られるという人もあるが、いくらでもある情報より、都合よく頭に入ってくる情報が1つあれば十分という層はまだまだ多く、そこにテレビが居座っている以上、無視はできない。まぁ、個人的にはファミレスが休もうが構わないし、そういうものかと思って眺めていたが、今朝入った新聞の折込チラシ、各スーパーが軒並み2日から営業と掲げているのに、イオンだけは元旦からという有様。「何だ、このご時世に」と思った自分は、もうテレビ脳か(笑)。★☆★
馬鹿と阿呆のロンド

2019年12月30日(月)

●「ストップ・ザ・ワースト」、交通死亡事故のワースト記録が続いている愛知県。警察屋さんがその汚名を返上すべく騒いでいる。確かに、交通事故の数は多いと思うが、車が多いんだから仕方がないんじゃないか?と思っているのは自分だけだろうか。そもそも、トヨタなど大きな自動車会社がある訳で、車の所有数は多い。さらに、人口だって、それほど少ない訳じゃないから、人口当たりの事故率はそれほど高くないんじゃないかと思っているが、如何か。単純に絶対数で比較するのはフェアじゃないが、数争いの話ではなく、事故の起こりやすさという点で見ても、その単純比較は目的が曖昧すぎる。脳筋に分かりやすい指標、以上のメリットはないだろう。●2019年は、そのワースト記録返上が見えてきたらしく余計に騒いでいるが、さて、2018年の数字を見つけたので眺めてみれば。人口10万人あたりの死者数、愛知県は2.51人。この数字は「ベスト8」となる。47都道府県で下から8番目に小さい数字だ。1位東京1.04人、2位大阪1.67人、以下、神奈川、京都、埼玉続く。一方、ワーストは福井の5.26人、富山の5.11人、三重4.83人から、岩手、山形、香川と続く感じだ。これを見ると、交通死亡事故の数と割合で、かなり印象が異なることが分かる。ただ、人口だけでなく、道路の長さや面積、救急車が到着するまでの平均的な時間なども合わせて考える必要があると思うが、どちらにしても、数だけを論じることに意味がないことは分かる。●いや、意味がないとは言いすぎだ、という声もあろう。ただ、その割合は低いけど、分母が大きいので数が多いだけという状況に対応するために、実際の割合が高いクソ田舎の、車が走れば人を殺すんじゃないかという状況を軽んじる可能性はあるし、その意味もないワースト返上に多額の税金を使うのはムダでしかない。『数字』はテレビか新聞くらいしか情報源がなかった時代、いくらでもバカを騙せる便利な道具だったが、今時、ネットでは、それらが報じている数字の元情報まで辿れるようになっている。さらに、単純な数字で騙されるようなバカが昔よりも減っていることを思えば、恣意的な数字の提示はかえって胡散臭くなる。いまだにコレが通用するのは、バカな国民を騙すための道具と考えている老害世代くらいだろうが、残念ながらその世代の有権者数が多いから、当面は大きく変わらない。それが証拠に、「何の根拠もないが、レジ袋を有料化すれば、国民のゴミ意識が向上するだろう」という法案がそのまま通って法制化されている。どこの馬鹿が考えたんだか、その程度で向上すると思われている国民の方がバカだわ。★☆★
1,000円落ちてても怖くて拾えないのに

2019年12月27日(金)

●朝の通勤風景。ふと覚えた違和感の正体を考えてみれば、ご近所さんの家の風景が違うことに行き着いた。普段となんか違う、よく見れば、クルマが止まっている。おそらく、他日は自分より早く出社する人ばかりなので、自分が見るのはクルマではなくガレージや駐車場の類。しかし、今日はそこにクルマが止まっている。原因にたどり着く前に感じた違和感。なるほど、人間の直感はバカに出来ないなぁ。そういう目で見れば、いつもある渋滞もない。渋滞がないというより、対向車線にクルマがなくて道路が見える(笑)。景色違うなぁ、を実感しながら、自分の勤め先より1日早く年末休みに突入した自動車関係者が居なくなた街を出社。道路が快適で助かる。いや、助かるなどと喜んでいて良いのかは別の話だが(笑)。●年齢が上がれば上がるだけ、自分が生涯、受け取れるであろう金額が見えてくる。大人になれば、お年玉といった臨時収入もないので、その目算に大きなブレもない。だから、遺産相続争い何かは『自分(のこの先)を知った』ヤツほど執着して醜いものになる、というのが持論だが、まぁ、そちらは余計な話。とりあえず、心当たりがなければ臨時イベントが発生しないのだから、唐突に「私とあなたに1,500万円が当選した」なんて話があっても、信用しない人が多かろう。そう思うんだけど、引っかかるヤツが居るんだなぁ。徳島市の50代の会社員、その『1,500万円』を送るための保険料や警備費用の名目で、指定された銀行口座に23回、合計で1,000万円以上を振り込み、さらに1ヶ月後に「2億円を送る」というメールに対して500万円近く振り込んだという。結果的に、犯人グループが、この『被害者』を引き当てたので『1,500万円当選した』という表現に間違いはないが、何だかなぁ、という事件。詐欺事件の厄介なところは、騙されたと気付くまで詐欺だと思わないところ。この手の架空請求、少し考えれば分かるし、そもそも、1,500万円って何ってレベルじゃないのか?●修学旅行中のバスの車内、児童「校長先生酔っ払っているの?」校長「仕事中に飲むわけないだろ!」、ここだけ切り取ればコントだが、大声で叫びながら前髪を掴んだり揺さぶったり。児童は全治10日の診断され、さらに精神的ショックで1ヶ月ほど学校に来れなくなったとか。記事では、この校長の行為と処分について書かれているが、飲んだかどうか書かれてはいない。まぁ、飲んでたんだろうね。「うるさい、黙れ、大声で言うな、皆にバレるだろ」が本当のところだろう。★☆★
え?300万円っぽっちで逮捕されるの!?って怯えるセンセイたち

2019年12月26日(木)

●『サンタさんに髪の毛お願いしたら枕元にいっぱいあった』、ネットで見かけたが、酷いなぁ(笑)。毛髪に不自由していないので抜け毛だのハゲだのの気持ちは分からないが、カツラだの育毛剤だのの市場がそれなりにあることを思うと、当人にとって深刻な問題なのだろう。本人の気持ちの問題で性別すら超越したナニかを主張できるのに、当人の気持ちとは無関係に進行するハゲがありのままの姿で受け入れられないのは時代に合ってないと思うが如何か。いや、もう、諦めなよ。ハゲはハゲで堂々としていれば宜しい。●『生活保護を担当する職員が受給者の男性を包丁で切りつけ逮捕・米原市』、これだから生活保護は、と思ったが、刺したのは職員、刺されたのは受給者という事件。それも、勤務時間後の自分の車の中で。定時終わりのお役所仕事の役人さんにしては勤勉なことだが、何だろうね、癒着か何かかね。百歩譲って「こいつが居なくなれば仕事が楽になる」って理由があったとしても、そこまでするか、って感じ。しばしば、不思議な事件が報じられる。不思議といえば、屋久島町長(65)に「セコい」疑惑だそうで、出張用に支給された航空券を払い戻し、シルバー割引が適用された安い航空券を買い直して、その差額を得ている「のではないかという指摘」が町議会に出されたという。指摘する方も疑惑を持たれる側もどっちもどっちだよなぁ。予算に従って支給された旅費であれば、それをどうこう言うのはオカシイし、もし、それがダメなら、出張後の実費精算で良いだろうに。ろくな制度も作らずに、足の引っ張り合いをしているだけにみえてバカバカしい。●「嫌疑不十分」、要は犯罪だと認めるような証拠もないから不起訴にするわ、という話。しばしば耳にするが、北海道地裁の判断はどうかと思う。内容は簡単、道路を逆走した漁師に対するもので、その姿がドライブレコーダーの映像にも残っている。明らかな法律違反とその証拠があるが、それは嫌疑不十分。確かに、対向車がブレーキを踏んだ程度なので誰も大きな被害を負っていないからと言われればそれまでだが、もし、その理屈が通用するなら、飲酒運転は事故を起こさなければ許されてもいい話。こっそり隠れて一旦停止を監視しているバカ警官など、それこそ余計な話だろうに。どう考えても、処分が面倒くさいとしか思えない対応。★☆★
頭の悪い管理職の提案じゃないかなぁ。

2019年12月25日(水)

●『イオン、接客時のマスク着用「原則禁止」 風邪の予防もできないのか...現場から悲鳴』、マスク着用には2つの目的があり、1つは「拡散防止」で、もう1つは「予防」となる。イオンの社内で実施されたマスクの禁止、その案内文はこれらしい。「接客時におけるマスク着用は、顔の半分を覆い隠してしまうため、お客様にとって表情がわかりにくく声も聞こえづらくなるため、お客さまとの円滑なコミュニケーションの妨げになります。また、風邪や体調不良のイメージを持たれ、不安を抱かれる場合があります」、そうかなぁ、と思いながらも、確かに、店員がマスクだらけだと不安になるか。ただ、拡散防止の理由であれば、そんなヤツを出社させている方がオカシイので論外になるが、じゃあ、従業員は感染に対して予防も出来ないのかという話にもなろう。一部店舗では「自己防衛のために少し高いですが、クレベリンなどの着用をしてもらえると幸いです」と案内があったというが、もし、そうであれば会社側で用意するのが自然だと思うが如何か。全額でなくとも、一部負担とか、それでも十分だ。まぁ、こんな時代に逆行するような禁止策が出されたのも、客から「マスクがあると声が聞こえづらい」との声があったため言うが、それ、一事が万事なのかと言う話。客商売、お客様は神様と言われるが、疫病神も貧乏神も居るからねぇ。あまり過剰に反応するのもどうかと思うよ。●女子高生が車にはねられ意識不明の重体。ここだけ切り取れば普通の交通事故だが、「買い物に行く途中だった」と言い垂れている運転していた41歳の女の呼気からは、基準値の4倍のアルコールが。挙げ句に、9歳と2歳の娘も同乗していたというから呆れる。加えて、時刻は24日昼前という有様。昼前に出来上がって、子供を載せた飲酒運転が横断歩道の女子高生をひいた、という被害者目線から見れば、「死ねよババア」と言われても余るような内容。色々と酷い話だ。以前、職場の人と「夜遅くに、娘が駅まで迎えに来てくれ、って電話してきたんだけど、もう、晩酌した後で、何とか自転車で」とか言っていたのを思い出した。まぁ、自転車も厳密にはアウトだが、1日の締めくくりが飲酒、という習慣は、その後、家族にもしものことがあったらどうするんだろう、という話。もう、飲まなくなった身なので、全く気にしないが、危機管理意識としてはアレだろうなぁ。いや、まぁ、タクシー使えば良いんだけど(笑)。どちらにしても、飲酒による事故の厳罰化も「バレなきゃ分からない」ので、結局、クズほど無視をして、下手すりゃ、ひき逃げするという悪循環になった。★☆★
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