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松本かえるまつり2006 〜松本市〜

    かえる大明神神事
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 「かえる」、その名前の語呂から、「無事カエル」「お金がカエル」などのマスコットとして親しまれているカエル。
そんなカエルの神様がナワテ通りにはある。
その名を「かえる大明神」
    カエル大明神
    ■カエル大明神。その前に大きなマンションなんぞ立てるとは罰当たりかも
どこかしら、ご利益のありそうなカエルさんが奉られている。
    ご利益あるかも
    ■どこかしらご利益のありそうなカエルさん達
そもそも、ナワテとカエルの関係は30年以上前にさかのぼる。
    縄手通りがカエルの町として知られはじめたのは30年近く前。
    縄手商店街の人達が縄手のシンボルとして何か相応しいものがないかと思案したところ、昔女鳥羽川でカジカガエルが鳴いていた頃縄手が大変にぎやかだったことからシンボルとしてカエルに決定した。
    カエル大明神を奉ったのが昭和47年、そして縄手のシンボルとして通りの東西入口のカエルの石像が登場したのは平成元年のこと。
    縄手の人々の『うるおいとほほえみをカエルまち』の思いをのせて、地域のシンボルとして今日も愛敬をふりまいている。
    (「縄手界隈繁盛記、縄手のカエル」より)
ナワテ通りの豆知識、知っておいて損はないだろう。

さて、大明神の神事、かえるまつりの安全と無事を願って行われる毎年恒例の行事だ。
「参加者、先着200人にオリジナルグッズが貰える」というイベントの1つにもなっているので、開始前から多くの人が並び始めた。
    列
    ■「最後尾、どこだろね」「地平線の彼方かな」
人間の心理は面白い。
もともと神事に参加するつもりで並んでいた人の列が長くなると、そこに「何の列だか分からないけど面白そう」という人達が加わるようで、早々にしてかなり長い列が出来上がった。
もちろん、早々にして整理券も残りわずかとなったようだ。
    列
    ■「この列何?」「大明神の神事ですよ」「どこで」「ずーっと先」
そんな列とは裏腹に、淡々と神事の準備が進められていた。
    準備
    ■「6月はかえるまつりで酒が飲めるぞぉ〜♪」
冷やかしや冗談ではなく、真面目な神事。
鯛1匹を見ても、その気合いの入り方が半端ではない事を示している。
    鯛
    ■「今日はかえるまつりのために頑張るたい!」

時間だ。

雑踏の中に鳴り響く高らかな笛の音が、参拝する人々の意識をケからハレに誘う・・・かどうかは疑わしいのでマイクを使って補助が行われた。
すっかり整理券もなくなってしまった長蛇の列。
後ろの方に並んでいる人など、神事が始まったかすら確認するのが困難な状況。
せめて、音だけでもとマイクが添えられているのであろう。
    始まり〜
    ■神事で重要な役割を担ってしまった仕事人
神事に参加された人たちが、列に並んでいるが故に神事を見られないというのはどこかしら矛盾しているような気がするが、せめて、目の前にあるマンション建築現場が広場か公園になっていれば、と思わずにはいられない。
長野県も松本市も、もう少しこの現状に目を向けてほしいものだ。
    ごにょごにょ
    ■添えられるマイク。既に、この仕事人は重要な祭具の一部です。
まつりの無事を祈って、粛々と続けられる神事。
商店街の方や実行委員、仕事人もきちんと参列。
マイクを持った仕事人も、きちんと動きに追従。
    ぱさぱさ
    ■緑と紫のコンプリメントな配色
ある意味、彼が一番重要な役割を果たしているのかもしれない。
何気ない動作1つにも、ついつい妙な妄想が走る。
    ぱさぱさ
    ■「次、何やるんだっけ?」「し、知りませんよ〜」
とすら見えるこの光景。いや、あくまでも妄想だが。

添えられるマイクに違和感を感じなくなった頃、そろそろ神事も終わりに近いようだ。
    ぱさぱさ
    ■極めて自然に添えられるマイク、表情は真剣だ
    参列者
    ■同様に、真剣な面持ちの参列者の皆さん
写真で見ると、会場全体で厳かに行われた雰囲気に見えるが、神事が行われている一部の場所を除けば、相変わらず続いている人込みとお祭りムード。
祭りの無事だけでなく、神事が無事に済んだ事も神に感謝したいところだ。
    おしまい
    ■無事に終わりました。
そして、長い列で待っていた参列者の方々による参拝が始まり、神事は無事終了した。
    一般
    ■笑顔で迎える仕事人。どこかしらホッとした様子



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