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松本かえるまつり2006 〜松本市〜

    ケロウィンでケロ、イタズラするケロ
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 ケロウィンとは、子供たちが「カエル」に扮して通りを練り歩くというイベントだ。
そもそもハロウィンの「Trick or Treat!(お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ)」というのも、ずいぶんと酷い脅迫行為であるような気がするが、とりあえず、お祭りとして許されるのであろう。
そんなハロウィンの「カエル版」、子供がおねだりするのは、カエルの食べ物と言う訳ではなくお菓子。
決めゼリフは「お菓子をくれないとイタズラするケロ〜!」だ。

タダでさえ忙しいかえるまつりの当日、子供らが勝手にやってきても困るだろうと言う事で、あらかじめ「ケロウィン加盟店」が決まっている。
その目印は、↓このポスターだ。
    ケロウィン加盟店
    ■ポスター、チラシでおなじみのデザインです。
目立つ所に貼れる分には問題ないが、中には貼り場所に困った店もあったのだろう。
すでに店の前に何かと並んでいて貼り場所のなかったお店はこんな感じだ。
    うどん
    ■子供目線で下の方…って訳じゃなく、単に場所がなかったという位置
くだもの屋さんに至っては、ウォーリーを探せ状態。
    くだもの
    ■ポスターを探せ。矢印入れなきゃ、本当に分からないかも。
加盟店のリストがあっても、ポスターを探して「ああ、ここだ!」という楽しみがある。
いっそ、ポスター探し、というイベントも作ってはどうだろうか。

しかし、タダでさえ来場者がカエルのファッションに身を包んでナワテ通り一帯を闊歩しているこのおまつり、そこに子供がカエルの格好をしてもどれほど目立つだろうか、って言っている端から発見だ。
    水星のセーラー戦士?
    ■和風のカエルちゃんに、白いドレス(?)のカエルちゃん。
明らかに、気合いの入ったカエル好きを遥かに上回る「カエル度」の高いファッションに身を包んだ子供たちが通りを歩いているのが目に入る。
そして、集合場所となる中央受付前には、続々と「小さなケロウィン」たちが集まっており、カエルに扮した人で溢れる今日のナワテ通りでも独特な空間を形成しているではないか。
    続々
    ■続々集まるケロウィン。仕事人の赤シャツと並ぶと面白い配色です。
先ほどの、ドレスと浴衣の子も発見できたが、どの子も多様な格好をしつつ全部カエルに見えるから不思議だ。
ふと、フランソワのデザインを固めている時に、丸い目玉が2つ飛び出たような図形を緑色に塗れば、かなりの高確率でカエルに見えることを発見して安心した事を思い出したが、そんな域を越えているヤル気まんまんのカエルちゃんたちだ。
    dominant
    ■カエルちゃん3種。一見するとトリコロール、でも「カエルトーン」のドミナントです。
    身長でフォカマイユ
    ■こちらもカエルちゃん3種。ドミナントカエルより、カエルのフォユニ。
衣装も「衣服系」だけでなく、フードやポンチョの類の「スッポリ系」も少なくない。
    カエルフォトジェニック  カエルたくさん
    ■キリリとしたカエルちゃん(左)、右の画像は、周囲にも大量のカエルちゃんが写っています。
このように色々手が込んでいるカエルの仮装をした子供たちの集まり「ケロウィン」、もちろん親御さんの協力があって成り立っているのは間違いない。
    カエルの子はカエル
    ■親御さんと思しき方のカバンは…カエルまみれでした。
いや、訂正しよう。
親御さんの趣味がかなり入っている可能性が高い、と言い直したい。
やはり「カエルの子はカエル」なのだろう。

若干、集合が遅れ気味になったようだが、点呼とセリフの練習を含む「ケロウィン決起集会」も手短に終わりいよいよ出発の時がきた。
    元気に出発
    ■「さぁ、元気に、行くよ〜!」、「お姉さんについて行くケロ」
    告白?
    ■「お、おにいちゃんは好みかなぁ?」、「正直に言っても良いのケロか?」
    慰め?
    ■「正直に言われなくて良かったですね。」、「そ、そうだね…」
あまりにも良い構図だったので、間抜けたキャプションをつけてしまったが、もちろん全編に渡って写真の下にかかれているキャプションは、こちらで独自に付けたもの。
とりあえず、誤解なきようお願いしたい。(もちろん悪意はありません)

まだまだ油断できない空模様だが、子供たちの元気な笑顔とともに始まったケロウィン。
その時、四柱神社のステージから不穏な音が・・・
    ステージのオッちゃんたち
    ■ステージに並ぶ不穏な集団。真中にはヨコシマのオッちゃんが
ステージの上には、仕事人のお兄さんお姉さんの2〜3倍は長生きしているようなオッちゃん達が並んでいる。
    皆で注目
    ■「わぁ・・・シマシマだケロ」「みんなよく見るのよ」
ちょっと時間の都合でケロウィンと被ってしまったコンサート。
では、ケロウィン御一行様が商店街を闊歩する前に、こっちのオッちゃん達を見てゆくことにしよう。


    カエルニット
    ■オマケ:妙に可愛らしい帽子、個人的にとっても気に入りました。



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