神様の姿

見た、と主張する人はあるけど、実際に見た人はいないであろう神という存在。

宗教と結び付き、信仰の対象になっていたりしますが、その実、何者かすら素性の分からないものを崇めている訳です。

そして、あっちの神様とこっちの神様が違うからと、ずっと戦争しているバカもあるわけで、信仰が人を救うというより、救いのようない人々の言い訳でしかないのが宗教じゃないかと思う訳ですが、そんな中でも、その「神様」という存在を、多くの人がイメージし、無神論者であっても「神様の姿」が想像できるから面白いですね。

実在しない神を、多くの人々や長い歴史がイメージを固め、結局、それっぽい実像として、細かな「設定」まで考えちゃっている人類。

パイプオルガンの重厚なBGMの中で頭に輪っかを乗せたジジイが降臨するか、大仏パーマの巨人が金色に輝きながら登場するか、そんなイメージがありますが、実在する神とやらが、今まで人類が築き上げてきたイメージのどこにも引っかからないような姿だったら、人々はそれを「神」として崇めるでしょうか?

真っ先に否定するでしょうね。無神論者より、むしろ、熱心な宗教家ほど。

だから、宗教家は神様の存在を信じていることが重要であって、神様が実在すると困るんです。

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