:: mizuno-amiの日記なお部屋 - さるさる日記＜令和＞ - ::

●新型コロナの感染拡大。かなり緊迫した雰囲気となっている。昨夜のNHKニュースでは、物々しい感じで報じており、病床の逼迫を問題視していた。これに対し、東京都では119番通報の目安的なものを発表。安易に救急車を呼ぶことでの、医療崩壊を防ぐ狙いだろうが、『横になっていられず体を起こさないと息ができない』『唇が紫色』『酸素飽和度が90％以下』など、コロナでなくともヤバい状態だわな。そもそも、この状態だと、自分で救急車が呼べるかすら疑わしい。●問題は、コロナの感染より、その実、医療崩壊への危機感だろう。広がっているのは確かだが、ある程度の患者を隔離して療養させることになっているため、隔離施設から逃げ出して飲み歩けるようなバカであっても、１部屋必要になってしまう。当然、その数が増えれば『重篤な状態』でない連中のために、本当の重症患者が手当されないことになり、結果的に見殺しになる可能性が高くなる。そういう意味では、医療崩壊は現場だけでなく、それを受ける側にも関わる話なので、普通に「軽症ならおとなしくしてろ」を報じれば良いと思うが、今更、それを言ったところで聞く耳持たない連中が飲み歩いているんだから、受け入れ側の対応を変えざるを得ない。まぁ、それを素直に発表すれば、「政府は軽症者を見殺しにするのか」とバカな連中にツッコミの材料を与えることになろうから、表現が難しい。様々なものを自粛する生活にも慣れてきたが、騒ぐだけで役に立たない野党と、ムダに騒ぎを大きくするマスコミこそ、要らない存在だとよく分かる。●一方で、深刻な顔で報じていたＮＨＫも、ニュースの時間が終われば五輪中継だ。無観客だったり、国際的なイベントだったりして、そこらの庶民が自粛している事と比べても意味はないとは思うが、視聴者から見れば、タダの運動会。先程の緊迫感も、画面が切り替われば「ニッポン頑張れ」と騒ぐアナウンサーの声に霞んでくる。しばしば、些細な問題を大事のように騒ぐ連中が、「これを子供に説明できますか！」と架空の子供を引っ張り出してくるが、このコロナ騒ぎと五輪開催こそ、大人の事情を知らぬ子供には理解が難しい話。しかし、これらの議論の中に、架空の子供が登場したという話を聞いたことがないので、難癖つけている方も、難癖が長く続く道を選んでいると考えられる。とりあえず、こんな騒ぎを受けて、国際的な、という大義名分がない高校野球はどうするんだろうねぇ。★☆★