日曜日の夕方に放映している、ポケットモンスター サン・アンド・ムーン、というアニメ。ポケモン世代というより、ポケモンGOで本格的に入り込んだので、それほど、親近感もありませんが、毎週見ているうちに、評価も変わりつつあります。
バトル大会の予選で、普段仲良しの女の子同士で戦った回など、きっちりと対戦していて、それでいて嫌味がなく、素直さに感動すらしましたが、今日の準決勝も、やっぱりいい話でした。
大人視点でみれば、勧善懲悪というか金八先生的な教育臭さもありますが、そもそも、子供向けアニメなので、大きなお友達アニメのように凝った設定にする必要もありませんが、かといって、ありきたりの単純さでも飽きられます。
そういう点で、ポケモンを通した子供らの交流は、シンプルで素直なものの中に、一本、芯があるようで、よく描けていると感心します。
プリキュアもそうですが、子供向けのアニメなので子供向けに描きつつも、決して、子供扱いせず、きちんと「見てくれる人」への真摯な姿勢として作り上げている感がひしひしと伝わってきます。
ハウス名作劇場みたいなアニメが無くなった今のご時世ですが、魂は生き続けているな、とポケモンを見ていて感じます。