2020年02月 一覧
臆病者は長生きする

2020年02月05日(水)

●新型コロナウイルス。ミクロネシアが日本人の直接入国を制限した。グアムやホノルルなどで最低14日滞在してからでないと入国できないという。これは、日本を『汚染地域・国』として取り扱うためだが、日本経由で入ってくる中国人も多そうだし、アジア人というくくりで区別も難しいという事情もありそうだ。ミクロネシアは奄美大島程度の小さな国土なので過敏に反応している可能性はあるが、そういう動きが他の地域にも広がらないとも言い切れない。『潜伏期間が最大14日くらい』と言われるが、怖いのは、2週間後に症状が出るという時限爆弾的な話ではなく、潜伏期間中、自覚症状がなくとも、ウイルスを撒き散らす存在となり得ること。「症状が出ていないから問題ないや」という声もあるが、これがインフルエンザなら、多くの人と接触する暇もなく発症するが、2週間もあれば相当数の人と接触する機会があり、気付いたら手遅れ、という怖さがあろう。この騒ぎを「過剰に騒ぎすぎ」という声もあるが、まだ多くが潜伏期間中なので、その実、本番はこれからという話。むしろ、結論を急ぐほうが無知と言えよう。ただ、人口の差があるにしても、中国での感染者数は異常じゃないか?今日の早朝時点で、日本で23人、香港17人、多い方ではタイが25人、シンガポールが24人という数字。一方の中国は20,492人だそうだ。潜伏期間やその他の状況を考えても、この差はなんだろうか。水際できちんと食い止められている結果なら安心だが。●性犯罪の相談者が増えているという。そういうものを相談しやすい空気が作られたことが理由だろうと分析されていたが、なるほど、そういう時代か。ただ、気になるのは、こういう『被害者』の声が表に出てくるようになったことで、それが『正しい』ものと扱うように仕向けられている感がある点だ。犯罪者が悪いのは分かっているし養護するつもりもないが、夜道をフラフラと出歩いていたら、本当に犯罪者だけに非があるのかと言いたくなる。誰もがドロボウが犯罪だと分かっているが、それでも悪い人は居るし、盗られたら嫌だから、という理由で出かけるときなどに施錠をするのを疑問に思う人は多くないと思うが、性犯罪に遭った場合、その理屈が通用しない。そもそも、その原動力たる『性欲』は生物として本能に近い部分の欲求だろう。それを安易に抑えつけるのは、腹が減っても食うな、眠たくても寝るな、と言っているのに近いが、それを我慢できるかどうかの個人差もあるのに、一律で「我慢しろ」という。空腹とか睡眠よりも「生理痛で痛みを感じない人もいるし、我慢している人も多いんだから、あなたも我慢しなさい」と言ったほうが分かりやすいが、それが耐えられるかどうか個人差が大きいんじゃないか。性犯罪の加害者も、ある意味、病的な面もあろうと思うが、多くはそんな話にならない。何となく「男叩き」の一環じゃないかと思わずにいられないが、それを言えば「お前に性犯罪者の素質があり、それを養護しているからだ」とか言われそうだ。★☆★
そして、救いの神とやらは静観

2020年02月04日(火)

●宇宙から何らかの存在が降りてきて、地球を支配するための攻撃を仕掛けてきた。そうなったら、地球人は国境を捨てて手を取り合い、一致団結してこれに立ち向かうであろう。などというSF的なストーリーがあるが、新型ウイルス1つとっても、体面にこだわり情報を出さない国があれば、過剰に騒いでアジア人という括りで差別する国、ここぞとばかりに批判する国があったりして、まったく統一する気配がない。情報1つにしても、出ているものが正しいかどうか分からないし、古臭い情報をそのまま垂れ流すメディアもあり、まったく制度や仕組みが伴っていないのがよく分かる。国を護ろう!のウヨクの人も、みんなで手を取って仲良くのパヨクの人も、どちらも夢見るであろう『地球統一軍』が、結成前に脆く崩れ去るのが見えてくる。●そんな人類の敵、新型コロナウイルス。とりあえず、マスクが売れているらしい。幸い、自動車通勤が多いため、不特定多数の人と接触する機会が少なく、あまり神経質にならなくても良いと思っているが、満員電車に潰されて通勤する人たちは大変だと思うよ。中国への渡航禁止をアナウンスする企業も増えているが、その実、通勤通学だけで濃厚接触となるケースは野放しだ。そりゃ、都会でマスクを買うのに行列が出来るのも理解できる。ただ、マスクは防御になるが過信出来るものではなく、むしろ、経口からの感染が多いとあれば、手洗いが重要な予防行為となろう。だが、公共施設のトイレの手洗い事情は、マスク装着率に比べれば、かなり悲惨な数字になるだろう。オッサンなんか小用なら洗わずに出てくヤツも少なくない。言い方は悪いが、タダで業務用の石鹸を使ってじゃぶじゃぶ洗えるんだから、洗わにゃ損だと思うんだけどなぁ。いや、ケチくさいか。●まぁ、過剰に騒いでも、その実、これだけ感染が広まる環境が整っているのに、実のところ、中国よりかなりマシという状況は、衛生観念の違いだろうか。抗菌、抗菌と騒ぎすぎ、だと日本をバカにする日本人もあるが、その結果が、この違いじゃないのかねぇ。とは言え、予防が一番の特効薬。手洗いうがいの励行と、人混みに行かないが一番か。★☆★
簡単便利。1本出しときゃ、夕飯が終わる。

2020年02月03日(月)

●節分。食品ロスを減らそう、と呼びかけて、コンビニなどでは予約制になった恵方巻きという商材。フタを開けてみれば、今朝の折込チラシ、スーパーなんぞは恵方巻き一色という始末。店側にとってもメリットのある商材なんだろうが、客の中には食品ロスとか関係ない「恵方巻きはないのか?」と騒ぐヤツがあるから、そう簡単にはやめられないんだろう。それほど古くからの習慣でもないが、人間、自分に定着してしまった習慣は、そう簡単に変えられないことがよく分かる話。良くも悪くも、ここ最近のヒット商品と言って間違いではない。●陸上自衛隊所属の30歳、銭湯の女子脱衣所にセミロングのカツラなどをかぶって女装して侵入、逮捕された。「女性の裸が見たかった」だそうで、素直といえば素直だが、バカには変わりない。よくそんなのでバレないと思ったものだと呆れるが、単にバカなのか、『見たかった欲求』が判断力を鈍らせたのかは分からない。この手の人々の行動力には、表現は悪いが感心させられることは多々あり、仮に『女性の裸が見たかった』としても、ネット上に溢れている映像、画像の類いじゃ我慢できないレベルだったかと、枯れかけているオッサン目線で勝手に物申すところ。ただ、この人が「心は女性」だったらどうなるか?いわゆる性同一性障害がどの程度なのか分からないが、オバちゃんの中にもオッサンが居るように、「心が女性」であっても、男の部分が完全に欠落するわけでもなかろう。しかし、気持ちを優先するなら、せめて違和感がないようにと女装をしてきた人を認めて、女湯に入れるべきじゃないかと思う面がある。もちろん、言い訳と障害を混同して茶化すのは良くないが、その線引が難しいのに、ぎゃあぎゃあ騒いで自分たちの気持ちだけを押し付ける連中の方が不謹慎じゃないかと思わずには居られない。最近、こういう「自分のキモチに合わないから否定する」という運動が盛んだが、その中に「こちらの方が正しい」という価値観で語る人がある。そもそも、この手の問題はすべての人が満足して選んでいる訳ではないので、どちらかが正しいという物ではなく、「こちらを正しいもの」として決めただけのこと。そして、まともな国なら、その正しいものを変更する手続きまで決められているので、「こちらが正しい」と騒ぐだけでは話にならない。もちろん、それを分かっていてバカな大衆を味方につけて騒ぐ狙いもあるので、一概にバカで片付けるのも危険だ。★☆★
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