2020年02月10日 記事
欲しいのは結果、頑張ってますアピールじゃない。

2020年02月10日(月)

●『大麻所持の疑いで高校生2人を逮捕 奈良県警』、2人の高校生(16)、「大麻を栽培してもうけるつもりだった」だとさ。家族と栽培を巡って喧嘩になり110番されて発覚したそうだが、家族が止めただけマシか。捕まったのは公立の生徒で、仲間は私立高の生徒だっと言うので、偏見を前面に押し出せば、田舎の私立なんてバカの受け皿だから、まぁ、そういう話だろう。いや、どちらもバカだが。バカの処遇はさておき、「インターネットで手に入れたり大阪で購入したりした」と供述している点は興味深い。自分が売る側だったら「バカなガキには売らない」と思うだろう。●新型コロナ関連のニュースを眺めていると、組織化された国ほど大きな問題への対応力が希薄になってんじゃないかと思えてくる。自分の業務範囲に固執するあまり、「このウイルスを出来るだけ広めない」という大きな前提が欠落しているように見えてしまう。まるで、書類仕事のように淡々と処理すれば自分とは関係ないと言わんばかりの対応。自分とて、感染する危険性はあるのにそれを忘れている感じ。チャーター機の帰国者を囲んで取材したマスコミ連中が自分らを勘違いした特別だと思っているようなものだ。そんなニュースの中、渦中の中国では春節明けの学校の授業に「インターネット授業を検討」なんて見出しを見つけた。その授業内容がどの程度のレベルか分からないが、小学校から高校までの広い範囲での話らしい。こういうのを日本でやろうとすると、数校の『モデル校』を決めて試しにやってみましょう、という話が動き出すのが5年くらい後じゃないかと思うわけで、そういう部分の動きの早さは、もう少し、見習うべきじゃないか?いや、見習うのではなく自省して然るべき話か。●『東京五輪・パラリンピックの会場となる東京湾の水質を改善しようと、東京都は8日、お台場海浜公園(港区)に砂を投入した。アサリなどの貝がすみつくことで、水を浄化する効果が期待できるという。』、朝日新聞の記事だが、ホントかなぁ。だいたい、アサリが住み着いて水質改善の効果が見られるなんて、それこそ何年も先じゃないのか?それに、今の時点で「どうにかしよう」と動いていてるのを、「東京都は頑張ってるなぁ」と思うか、「あ、やっぱり汚いんだ」と思うか。お役所仕事的には「ワタシたち、頑張ってます」をアピールできるメリットはあるが、目的はそこじゃない。高度成長期の公害時代に比べればきれいになったと言われる都市部の河川や海、それでも、泳げと言われれば躊躇、いや、お断りするレベルじゃないか?「風評被害撲滅」に向けて、検査済みの安全な農作物をカメラの前で食ったりするアピールがあるが、そういうパフォーマンスが行われない事を思えば、事実がそこにあるんだろうね。★☆★
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