2020年10月30日 記事
そりゃ撃つよ、あぶねーもん。

2020年10月30日(金)

●『マスク着用求めた警備員をナイフで27回刺す』、数えたんかいっ!とツッコみたくなるが、今どきは防犯カメラでバッチリ映っているから、それを数える作業の方が怖いと言えようか。何にせよ、場所はアメリカ、イリノイ州。マスクの着用と手指消毒を求めた警備員と口論となり、もみ合いに、その後、『姉がナイフを取り出し、男性の背中、首、腕を27回刺したとしている。その間、妹は男性の髪をつかんで押さえつけていた』という事件。ただ、刺された警備員の容態は安定しており、とあるので死んだわけではないのは幸いか。犯人は、21歳と18歳には見えないブタみたいな面の姉妹、どこに27回もナイフで刺す理由があるか分からないが、このように当たり前のようにナイフを持ち、些細な理由で人を刺すような連中が、普通に暮らしている国だと思えば、そりゃ、過剰に反応するし、その気があると思えば撃つわな。白黒人種など関係ない。●イギリスの料理番組がちょっとした話題になっている。『日本をテーマにした料理』で腕を競う筈が、中華風やインド風の料理になってしまい、避難が殺到したという話。課題となる料理は「蒸しまん」「抹茶ミルフィーユ」「KAWAII(かわいい)ケーキ」の3つだそうで、これ3つで日本を表すのはむしろ難しいなぁ、と思ったりもするが、「そもそも蒸しまんは中華料理だ」「KAWAIIケーキは別に日本料理じゃない」という声から、蒸しまんをパンダの顔にしたらそりゃ中国だとか、カレーを詰めてカレーまんにするのはインドじゃないか、みたいなのも合わせて、その評価の方向が面白い。『蒸しまん』は確かに中国が元かも知れないが、あんまん・肉まんに代表されるアレは、もう日本の文化だろうし、カレーまんは、それこそ日本じゃないのか?パンダの顔は確かに微妙ではあるが、日本と中国の区別が曖昧な欧米人にしてみれば、正論っぽいことを言っているヤツも見当外れの意見だったりして面白い。料理といえばフランスだが、彼の料理は披露宴のコース料理のようなものが『それっぽい』が、本来は、その調理法や食材の扱い方など、その精神と調理方法が重要だったりする。日本料理も同じで、文化と伝統を理解しながらも新しいものを生み出している訳で、こういう粋に達していないような『なんちゃって外国』の料理なら、それほど目くじらを立てる必要もなかろうに。イタリアに喧嘩を売るつもりはないが、とりあえずケチャップで混ぜたらイタリア料理か、みたいな誤解はいくらでもあろうから、薄っぺらな知識で『日本と中国の混同による穏やかな差別』などと煽り立てるなどムダでしかない。★☆★
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