2019年03月 一覧
食い物の恨み、が死語になりつつあるこの頃

2019年03月26日(火)

●大麻取締法違反の疑いで、京都市内に住む女子生徒(中3)が逮捕された。インターネットで知り合ったヤツから買ったと言っているが、薬物汚染、低年齢化といったところか。自宅で突然暴れ出したことから、家族が119番、尿検査で発覚したとのことだが、何だかねぇ。ただ、『インターネットで知り合った男性から買った。1月下旬に吸い始めた。家族のことで悩んでいて眠れなかった。眠るために使った」などと供述しているが、もはや、用意されたシナリオみたいなセリフに、組織立ったものを感じる。京都では、昨年10月にも中学生が大麻所持で逮捕されているが、表に出てきているのは一部だろうか。何にしても、眠るためなら睡眠導入剤やら医者に掛かるだろうに。家族に相談もせず、ネットに頼るような家庭環境だと思えば、不思議な結末でもないか。●4月から吉野家で定食メニューのご飯おかわり無料サービスが始まるらしい。おかわり無料。吉野家に始まったことじゃないが、何だか、もう、コメは水みたいなものかねぇ。飽食の時代と言われ、今時、茶碗に飯粒が付いていても気にしない人が多いとネットでは言っているが、自分なんぞは、弁当の蓋に付いた飯粒も残さず食うのが普通だと思っているので、にわかに信じがたい。また、おかわり無料も「何だか物足りない」という人が、追加でもう少し、という程度ならまだしも、テレビなんぞでもわざわざ『専門家』が登場して、「食べ放題で元を取る」みたいな貧乏臭い解説をしているように、コメに親でも殺されたのかと思うような勢いで、仇のように胃袋に詰め込む浅ましいアホの姿が思い浮かぶので、どうも、何だか、変な感じだ。自分の食べるものなんか、適量を知った上で頼めばいいのに、と思うが、それよりも、飯茶碗のサイズが分からず、店によって『普通』が全然違う仕組みを解消して欲しいと思うが如何か。●食べ放題の良し悪しは、「食べ物を粗末にしない」という倫理観によるものも多いが、経済面で見れば、人件費より原材料の高いか安いか、ってところであって、わざわざ、人が動いて給仕するなら、客に取りに行かせて食わせ放題の方が安上がり、ってところだろう。もはや、ここは、善悪ではなく効率の問題だが、そう考えると、ファミレスのような大衆的な飲食店は、よっぽど原材料が安くなったということだろう。まぁ、飲料のように中身よりも輸送費の方がかかるようなものもあるので、一概に判断も出来ないが、食べ物自体の価格は下がり、社会としては豊かになった、と言えるんだろう。★☆★
当面続く「平成最後の」と「●●最初の」

2019年03月25日(月)

●花粉症なのか何なのか分からないが、目がかゆい。花粉の飛散している量など、毎年「昨年のウン倍」などと報じられて久しいから、最初の頃のウン千倍、ウン万倍になっていると思われるが、それが影響しているんだろうか?いや、それほどヒノキだのスギだのの量が増えるとも思えないので、その節も疑わしい。韓国が中国辺りからの汚染物質で曇っているのと同様、実は、中国からの微細な粉塵じゃないかと疑っているが如何か。韓国が中国に物申せないのと同様、日本のメディアも中国様には逆らわない。物言わない森林樹木に罪をなすりつけるのは、どこの業界でも便利な手口。その便利な手口の1つが「自然破壊」で、沖縄でジュゴンの死体が上がったのを、アベだの辺野古だの騒いでいる連中など最たるものだろう。保護団体ですら「死因の特定はこれから」などと言っているのに、それを断言出来るのは、余程の識者か馬鹿かどちらかだろう。だいたい、この手の連中、サンゴを守ろう!と主張するため、自分らで傷付けるような手合ばかり。あの「KY」なんて、たまたま発覚しただけで、実際は氷山の一角じゃないかと疑っている。●新元号の発表まで1週間。どうなるのか分からないが、予想したところで、それが当たろうがハズれようが変わりようがないので、その予想祭りに乗って遊ぶくらいしか出来ることはない。システム面でも、ほとんどの場合で、マイクロソフトが修正モジュールを提供したら終わりだと思っているので、特に心配していない。ただ、面白いのは、新元号の発表が1つの予定として立っている点だろう。昭和の終わり、メディアが報じるのは天皇陛下のバイタルデータと吐血と下血を繰り返しの報道で、社会も揃って自粛ムードになっていたため、そこで『次』を期待するような雰囲気ではなかったろう。また、それ以前の改元にしても、崩御だったり、不吉だから変えようだったりと、良い話題でないのが大半だから、やはり、『予定』なんて立ちようもない。改元を予定化するなんて不謹慎かも知れないが、そもそも、元号とは無関係に、すべきことをする人間を選ぶだけの選挙戦に『平成最後の』などと付けている時点で不真面目としか言いようがないんだから、この『改元フィーバー』は、新しい天皇制への一歩として歓迎すべきだろう。働き方改革などと騒ぎ立てつつ、現人神だから人間じゃないです、などという言い訳が労基に通用するはずもないので、この定年制は悪いことじゃないと思っている。★☆★
グローバルスタンダード

2019年03月24日(日)

●新聞の投稿記事を取り上げて、ネット掲示板で騒ぎ立てる。暇人には良い遊びだろうが、それを、さらにまとめサイトが取り上げて、広告費を稼ぐというのがネット社会の1面だ。良いか悪いかではなく、参加するかしないかだけのこと。自分の中では、情報源の1つなので、便利に使っている。そんな中で、面白い記事を見かけた。「郵便番号だけ書いたハガキがどうして届かないのか」などと嘆いている66歳無職のジジイの新聞投稿記事だ。案の定、老害だの、散々な叩きようだが、まぁ、仕組みも理解せず、また、理解しようとせずに文句ばかり言うのは老害の特徴だが、郵便番号については、確か3桁や5桁から今の7桁に制度が移行する際、住所の表記はほとんど不要になり、番地や部屋番号などの「下の方」だけ書けば良い、という話だったと記憶している。しかし、実際は、今でもフルで住所を書くのが普通になっている。あの頃の説明は何だったのか、というレベルで変わっていない。そういう歴史を知らない若い連中が、自らの無知を自覚せずに、ただ老害だのと叩いている姿もまた、ネットではよく見られる話。結局、どっちもどっちだろう。ちなみに、投稿記事で叩かれていたご老人は、7桁の郵便番号と、住所の「上の方」を書いて、番地などの「下の方」を省いて書いたとのこと。ああ、何だ、やっぱり、仕組みを理解せずに嘆くだけの老害の方だったか。●ネットの話題をもう1つ。Googleマップが劣化した、という。有名な地図会社ゼンリンとの契約が解除されたと言う情報もあり、なるほどと思う面もある。iPhoneは便利に使っているが、Appleから提供されている基本アプリの『マップ』よりも、Googleマップの方が格段に情報も精度も良いので、そちらを使っていたが、これで、ある意味、どちらも似たような精度になる、ってところか。しばしば、高度な製品も、その根幹となる部分を支えているのは日本の技術で、みたいな話があるが、地図も、そういう物だったのだろう。ゼンリンの地図作りは、テレビの企業紹介番組で見たことがあるが、地道に歩いて調べるという原始的なものだったが、こればかりは行ってみないと分からない点が多いので、理屈には合っている。世の中、「100点満点は当たり前で、それを維持し続けてこそ本物」みたいな日本式から、85点くらいを堅実に狙っていくスタイルに変わりつつあるが、それを一般的には「グローバルスタンダード」という。地図も、グローバルスタンダードなんだろうな。★☆★
今後、記者会見は録画になるかねぇ

2019年03月23日(土)

●セット売りのおねーちゃん商法に興味はないが、記者会見という方式に一石を投じた話だと思った。何だか知らないがゴタゴタしているNGT48という集団とその事務所。暴行事件まで起きたことを受けて第三者委員会を設置、報告書を公表し、会見を開いているところで、事件に関係するメンバーが、ツイッターで「謝罪を要求されました」などとツイートし、それを会見している連中が見てあたふたするという形となった。一部のメンバーがファンと連携し、被害者なる人物を襲わせたのが発端のようだが、そういう話を受けても「風紀の乱れ全般は、今回は不問に致します」などと言っている時点で、その事務所とやらの運営方法に疑問を抱かざるを得ない。まぁ、風紀の乱れ全般に、この薄汚いオッサンたちも混じっているんだろうなぁ、と下衆なゴシップ記者みたいな感想しか持てないが、これだけの騒ぎを起こすような集団の中に所属しなきゃ、アイドル活動とやらが続けられない時点で、その被害者とやらも「その他大勢の1人」だ。まぁ、どっちもどっちだと思うよ、こんなもん。ただ、冒頭で触れたように、都合よく関係者だけを集めて言い訳を並べられる『記者会見』という場所も、ネットのツールによってリアルタイムにぶち壊せる点は、なかなか興味深い。ついでに見出した風紀とやらも突き詰めてやれよ(笑)。●こちらも興味深い話題。北朝鮮にある『南北連絡事務所』、これは昨年の4月に南北首脳会談で合意され、9月に開設したものだが、ここから北朝鮮が撤収したという。産経新聞によれば「上層部の指示だ」と説明したらしい。米朝会談の前、異様に南北融和のムードが形成されたが、会談が決裂した後は、むしろ邪魔者扱い。おそらく、調整役が果たせなかった韓国の失態によるものだろうが、北朝鮮側は「米国の顔色をうかがうばかりで、実践的な措置を何ら取れずにいる」などと非難している。そもそも、韓国を客観的に眺めてみれば、米韓同盟があるので、北朝鮮とアメリカの間に立って『調整役』を務める時点で同盟という存在に対する矛盾になるが、こういう点、韓国も気付いていないのだろうか?まぁ、気付いていないから、北朝鮮からは見捨てられ、アメリカからは愛想を尽かされるんだろう。そして、客観的に韓国系の新聞を眺めると、見捨てられているとも、愛想を尽かされているとも思っていないところが面白い。ここまでの『自信』が、どこから来るのか、何事も自虐的に考えてしまう日本人としては、笑いながら見習いたいところか。★☆★
人間、食える時に食っとくべき

2019年03月22日(金)

●食肉とは何かを考えさせる話題。日清食品と東大の研究チームが『牛の筋肉細胞を培養しサイコロステーキ状の組織をつくることに世界で初めて成功した』と発表した。肉を培養して増やしたから肉だろうが、何となく不思議な感覚だ。これまで、ミンチ状にする培養肉の研究は進んでいたが、ステーキのような歯ごたえのある食感は出せなかったので、この筋肉繊維のベースが作れれば、それなりに期待できるという。なるほど、培養肉を使って本物を作ろうとしている訳だな。ただ、将来、すべての食肉が、家畜などではなく培養肉から得られるようになったら、それしか食べたことがない人は「本物の肉に近いなぁ」とか思うことも無いだろう。今でも、魚そのものよりもパックの切り身の方が一般的なので、魚という存在すら多くの人は意識しないが、あれこそ、培養肉になっても、何ら違和感はないだろう。人間が食うために、わざわざ植物などを育て、それを食らわせて成長させ、太らせてから殺して食う、というサイクルは、植物を育てたり、動物が動き回る分のエネルギーロスがないので、培養肉の方が『効率』は良いだろうし、あえて殺して食うという倫理的な問題もクリアできる気はする。もちろん、「カワイソウだから殺すな」などと言う側ではないが、ファミレスなんかの安価な飲食店で、安いからと思って雑に食べて、安易に捨てているようなことを思えば、そんなもん、培養肉で十分じゃないか。●肉といえば、世界中で「肉を食うな」と騒ぎ立てているビーガンとかいうキチガイの世界では、植物由来の肉にそっくりな食材などが売られているらしい。大豆で作った代用肉だと思うが、どうして「肉を食わない」という選択肢を採っておいて、肉に似せたものを食べたいんだろうねぇ。どう考えても、食べたいところを、無理をしているとしか思わないが如何か。下品な例えになるが、まるで、禁欲宣言をした修行僧が、空気嫁ことダッチワイフ相手に腰を振っているような話。真顔で「女体じゃないからセーフ」みたいな事を言っている煩悩の塊のクソ坊主のようなものじゃないか。そんな、自慰行為的な肉食はさておき、この手の連中にとって、培養肉はどういう存在になろうか。見解を聞いてみたいところだが、要は「殺してまで食べるなら食べない」という我慢のお肉なので、培養肉は大歓迎の立場だろうな。そして、代わりに、化学物質は全部ダメ、天然由来でなければすべて悪、というオーガニックバカが騒ぎ出すだろう。★☆★
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