2019年03月19日 記事
なるほど社畜か。

2019年03月19日(火)

●4月から有給休暇5日以上の消化が義務化される。正確には4月以降の新事業年度からとなるが、多くの企業が3月決算なので、実質4月からが大半だと言っても間違いはなかろう。何にせよ、余計なお世話だと思うよ。ただ、働き方が問われ、働きすぎがどうだの、ブラック企業がどうだの、騒いでいるが、安いバイトをこき使って利益を上げるしかないような下品な飲食チェーン店とか、時代遅れのスパルタ論を振りかざして人がどんどん辞めていくようなアホな会社とか、そういう極端な連中と一緒くたにして、まともにやっているであろう企業に押し付けるから話がおかしくなる。結果、この働き方改革とやらは、長時間労働への対策ではなく、労基対策でしかないという、何ともマヌケな結果を生み出している。●同一労働同一賃金という、いかにも平等に聞こえる話も、フタを開けてみれば、本当に同じことができる人が少ないのが、今の労働環境だろう。『担当者』という制度は、ある種の属人化であり、それは平坦化の視点では好ましくないと言われるが、互いの『話が早い』ので、多くの人が受け入れているのも事実。いくら、情報共有したところで、完全に同じ対応が取れる職種は、それほど多くない。そして、『話が早い』という人のところに仕事が集まり、結果的に「属人化の弊害だ」と騒がれるようになる。問題は、その人のところに仕事が集まることより、その他のアホが役に立たない部分だと思うが、なぜか労働組合なんぞが主張するのは「労働者は皆同じ」という考え。いやいや、お前ら、クソミソ混ざってんじゃん、って誰も言わないのが不思議だ。同一労働同一賃金を論じるのに、それを遂行できるだけの能力に欠けているバカ、やんわり言えば、努力しない人々の存在を忘れているのが気に入らない。●話を戻せば、その「働き過ぎ」というのが、本当に悪いことなのかという議論が欠落してはいないか?野球が好きで練習を積んで、最終的にプロ野球選手になったら、そこで思う存分活躍できるが、会社員が好きで、仕事がむしろ生きがいみたいに思っている人は、存分に活躍できないのだ。そういう話をすると、すぐに「過労死」とか「ブラック企業」だの言いだす人もあろうが、だいたい、仕事が好きで、という人に限れは、きちんと自己管理が出来ているから仕事もできるのであり、無理に詰め込んで死にそうな顔で長時間労働している連中とは、まったく別の存在だ。もう4月から施行されるタイミングで何を言っても仕方はないが、何とも、バカバカしいと思うが如何か。★☆★
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