今後、記者会見は録画になるかねぇ
2019年03月23日(土)
●セット売りのおねーちゃん商法に興味はないが、記者会見という方式に一石を投じた話だと思った。何だか知らないがゴタゴタしているNGT48という集団とその事務所。暴行事件まで起きたことを受けて第三者委員会を設置、報告書を公表し、会見を開いているところで、事件に関係するメンバーが、ツイッターで「謝罪を要求されました」などとツイートし、それを会見している連中が見てあたふたするという形となった。一部のメンバーがファンと連携し、被害者なる人物を襲わせたのが発端のようだが、そういう話を受けても「風紀の乱れ全般は、今回は不問に致します」などと言っている時点で、その事務所とやらの運営方法に疑問を抱かざるを得ない。まぁ、風紀の乱れ全般に、この薄汚いオッサンたちも混じっているんだろうなぁ、と下衆なゴシップ記者みたいな感想しか持てないが、これだけの騒ぎを起こすような集団の中に所属しなきゃ、アイドル活動とやらが続けられない時点で、その被害者とやらも「その他大勢の1人」だ。まぁ、どっちもどっちだと思うよ、こんなもん。ただ、冒頭で触れたように、都合よく関係者だけを集めて言い訳を並べられる『記者会見』という場所も、ネットのツールによってリアルタイムにぶち壊せる点は、なかなか興味深い。ついでに見出した風紀とやらも突き詰めてやれよ(笑)。●こちらも興味深い話題。北朝鮮にある『南北連絡事務所』、これは昨年の4月に南北首脳会談で合意され、9月に開設したものだが、ここから北朝鮮が撤収したという。産経新聞によれば「上層部の指示だ」と説明したらしい。米朝会談の前、異様に南北融和のムードが形成されたが、会談が決裂した後は、むしろ邪魔者扱い。おそらく、調整役が果たせなかった韓国の失態によるものだろうが、北朝鮮側は「米国の顔色をうかがうばかりで、実践的な措置を何ら取れずにいる」などと非難している。そもそも、韓国を客観的に眺めてみれば、米韓同盟があるので、北朝鮮とアメリカの間に立って『調整役』を務める時点で同盟という存在に対する矛盾になるが、こういう点、韓国も気付いていないのだろうか?まぁ、気付いていないから、北朝鮮からは見捨てられ、アメリカからは愛想を尽かされるんだろう。そして、客観的に韓国系の新聞を眺めると、見捨てられているとも、愛想を尽かされているとも思っていないところが面白い。ここまでの『自信』が、どこから来るのか、何事も自虐的に考えてしまう日本人としては、笑いながら見習いたいところか。★☆★