2020年01月 一覧
見えない加害者の姿

2020年01月18日(土)

●新型コロナウイルスの情報。中国のネット上では、何故か情報が削除されてしまっているという。中国政府による隠蔽なのか、この辺りは中国の中国らしさなのでそんなものかと思うし、とやかく言うのは内政干渉でもあろう。しかし、あちらの政府が『そういう姿勢』であるとすれば、日本を始めとする諸外国に伝えられる新型ウイルスの情報の信憑性が問われる事態であり、傍観者たる日本の姿勢も考えるべき部分はあろう。一方で、日本で発症したケースについては、プライバシーに配慮して、どこのだれかだけでなく、どこの空港を通ってきたのかすら伏せられている始末。不要な情報に踊らされて疑心暗鬼的なパニックになるのは宜しくないが、「皆様、ご注意願います」の情報源が曖昧なものでは何も出来ない。ただ、公表するかどうかで、風評被害という別の被害が発生する可能性があるので、慎重にならざるを得ないのも理解は出来る。結局、情報は、それを発信する側だけでなく、受け取る側にも相応のレベルが必要であるという話か。●「現金を脅し取られたり、暴力を振るわれたりするいじめ行為に」なんてニュース原稿を淡々と読んでいるアナウンサー。いい加減、「いや、これ、いじめじゃないですよね」とか言っても良いんじゃないかなぁ。クレームを入れてくるヤツの言い分も聞いてみたいし。だいたい、この手の報道で、吊るし上げられるのは学校とか教師。確かにそれらの対応がマトモとは言い難い面も多々あるが、そもそも、そんな犯罪行為を平気でするようなガキが通ってくる場所だなんて前提じゃないんだから、学校が対応できる範囲を超えている。もし、これらの行為を少年法に照らして慎重に対処するなら、それはそれで良いとしても、そんなクズをそこまで放置していた『保護者』に会見させてはどうか。釈明でも言い訳でもさせてやればいい。まさか、いきなり他人様からカネをタカるようなガキに育った訳でもあるまいに。★☆★
同じ過ちを繰り返さない技術と繰り返す人類

2020年01月17日(金)

●阪神淡路大震災から25年。もう25年かぁ。震災直後に生まれたという人が、その親の記憶を引き継ぐみたいな形で講演する様子をNHKが流していた。水を指すわけじゃないが、それを語って何になるのか。実際に被害に遭った人は、「大変でしたね」という声をかけて貰いたくて自信の経験を語り、それが1つの救いになっている面はあるが、後世に伝えるべきは経験ではなく教訓だ。「記憶を風化させるな」を掲げて話を聞かせる連中もあるが、実体験をした者であっても、それを正確に語り継ぐなんてのは無理がある。一方で、教訓が生きている面もある。調べてみれば、震災を契機に災害ボランティアが定着し、ある意味「ボランティア元年」になっているという。また、震度の階級が従来の8段階から『震度5強』『震度6弱』を加えて10段階になるきっかけにもなったとか。東京消防庁にハイパーレスキューが創設され、また、災害派遣医療チームも発足、地震保険が普及するなどの社会的な基盤も整備された。小さなところでは、水道のレバーが上げると止まる「上げ止め式」だったのが、落下物により出っぱなしになる事例が多かったことを受けて「下げ止め式」が普及し、カセットコンロの規格も統一されていったという。我々が何気なく使っている道具や制度、実はこういう歴史が教訓になっているものも少なくない。●『小学校の外壁工事で使用中 シンナー落下 小学生8人軽傷』、色々なメディアが報じている。NHKのタイトルは『小学校で児童にシンナー系塗料かかり9人が搬送 大阪』とかなり大袈裟に感じる。田舎の中学生でもネットでドラッグを買っていそうな時代、シンナー吸ってラリるようなバカは絶滅しただろうが、家庭用やプラモデル用の塗料も水性化が進み、意外と『有機溶剤』に触れる機会は減ってきている。結果的に、有害性の部分が独り歩きして危険物のレベルが高くなっている。もちろん、シンナー類は危険ではあるが、多少皮膚に触れた程度ならすぐに乾くし、害もない。かつてのマニュキュアの除光液の方がよっぽど有害だったことを思えば、過度に『シンナー』で騒ぐ話でもなかろうに。NHKの記事では「救急車の音がして来てみたら、学校にいた子どもたちから『上から缶が落ちて、中の液体が目に入った子がいる』と聞いた。こんなことが起きて驚いたし、不安だ」と書かれているが、こういう流れから「学校に危険物が持ち込まれているなんて」という方向にならないか心配だなぁ。単なる工事屋のミスであって、それ以上のものはない。下手すりゃ「子供が居る平日に作業するな」ということにもなろうか。作業員は休日働け、ってさ。働き方改革ぅ(笑)。★☆★
泥縄ジャパン

2020年01月16日(木)

●詳しくは知らないが、最近の陸上競技、ナイキの厚底シューズを履いた選手で記録が更新されるケースが増えているという。技術力や新しい理論みたいモノだろう。そう言えば、子供向けの運動靴も、ある時期、運動会ではほぼ『俊足』だったという話だが、そんな感じか。道具を使うスポーツでは棒高跳びが思い浮かぶが、最初は木製で、次いで竹製が普及、今ではグラスファイバーやカーボン素材だという。木製の棒では柔軟性よりも折れるイメージの方が強いが、驚くことに、ルール上は材質どころか、長さや太さに制限がないという。それはそれで面白い。選手の技量だけでは生まれない記録。そして、出る杭が打たれるのはどこでも同じで、『国際陸連によって禁止となる可能性が高い』と報じられているらしい。この点、可能性であるものの、それ以上に、ナイキ以外にもスポーツ用品メーカーからの圧力もあるんじゃないかと思っている。こういう話、水着でもあったが、実際、それらが普及するまでの問題だろう。選手のトレーニング方法などの理論や、この手の素材も日々進化し続けているので、その選手だけの技量を比べようとすれば、同じ規格の道具を使うかスッポンポンになるしかない。そして、後者が選択されれば、スポーツ中継の視聴率や興味が大幅に増えるのも間違いない。●『新型肺炎、日本で初確認』、大騒ぎしているが、正直、バカとしか言いようがない。上陸する前に騒げよ、と。もちろん、上陸するかどうか分からない時点で騒ぐのはナンセンスだという意見もあるが、中国からやってくる多くの観光客のカネを目当てにした皮算用はナンセンスではあるまいに。それに、この先、春節で日本にやってくる数も増える中で、彼らが持ってくるのはカネだけでもなかろう。こういう点、政府の対策が後手後手だと騒ぐマスコミの姿勢も似たようなもんだろう。とりあえず、中国と言っても広いので「中国人の入国を禁ずる」なんてことは出来ないが、かと言って、何もしない訳にもいかないので、情報を共有し早々に対策すべき話。★☆★
旧・成人の日

2020年01月15日(水)

●Windows7、「まだ使ってるのか」表示が出た。扱いとしてはブルースクリーンに近いレベルで驚いたが、「もう二度と表示しない」オプションが選べる分だけ良心的だなぁ(笑)。●『レポートを出さなければ単位をあげない』と言われ、腹が立ったんだそうだ。言い換えれば「私はバカです」って事だろう。大学で准教授が刺された事件、その舞台は名城大学。私立大学のランキングは時代によって大きく変わり、自分が受験生だったころは、理工系では高い方の部類だったが、もう少し前に受験生だった若い教師らによれば「そんなに偏差値が上がったのが信じられないくらい」と言っていたのを覚えている。何にせよ、お前は何をしに大学に行っているのかを根本から考えさせられる話。こいつ自身がヤバいヤツという話もあろうが、これが、バカの託児所みたいな底辺大学なら単位は追試追試の救済措置で安売りされているんだろうなぁ。刺されたって出せないものは出せないという准教授の姿勢は称賛に値する。そして、刺したバカは、単位なんか気にしなくても済む生活を送ることになる訳で、本来、大学に行くべきではないようなヤツが1人減るだけでも良いことじゃないか。●「バイクの男性を驚かせようと思ってぶつけた」、路上で口論になり、クルマを発進させてバイクに衝突させてそのまま逃走。挙げ句に、その後、追突事故を起こしたが、そこでは酒気帯び運転の現行犯。いつの時点で酒を飲んだか知らんが、いくら路上での口論が喧嘩両成敗であっても、こりゃクズの仕業だろうなぁ。故意にクルマをバイクに衝突させている時点で殺人未遂、その時既に飲酒していりゃ死刑が妥当。58歳にもなって、こんなクズなら社会の害悪でしかない。何が「驚かせようと思った」だよ。●超越したクズと言うか、国家レベルになると、どう表現してよいのか分からない。「慰安婦合意の際、政府間でどんな合意をしても問題解決に役立たないと経験した」、韓国、文大統領、韓国大統領府での新年の記者会見での発言らしい。不可逆と言った上で、カネまで受け取って『役立たない』というのは、自分への評価だろうか。日本の野党並に、何を言っているのか理解が出来ない。いや、バカにするのは簡単だが、これが許される国というか社会というか、じゃあ、韓国人はまともに約束を守ろうとする気がない民族だと言っても間違いじゃない。ちなみに、同じセリフを日本の首相や外務大臣辺りが喋っても意味は通るが、受ける感想は真逆のものになる。★☆★
人に迷惑かけなきゃ別に構わないけどね

2020年01月14日(火)

●仏教用語で使われる『悟り』という言葉。何だか崇高な言葉のように聞こえるが、その実、単なる『諦め』である。そう書いてしまうと怒られるかも知れないが、あるかどうかも分からない正解を探求し続けた結果、これだ!と到達した場所が正解である保証などない。この『悟り』は『妥協』にも似ているが、くだらないことを延々と考えるより、何か決めて前に勧め、という意味なら悪い解釈でもなかろう。人生において、この『悟り』は意外と重要で、あまり早い時期に悟ると向上心が希薄になる欠点はあっても、その『身の丈』を知るのは悪いことじゃない。●説教臭くなったが、こちらのニュースへのつなぎになる。『「高級車に乗れなくてやきもち」高級車に傷つけ逮捕 10件以上関与か』、奈良市で高級車の車体に傷をつけた疑いで逮捕された74歳、「自分が高級車に乗れないことから、やきもちを焼いて傷をつけました」と容疑を認めているという。哀れだなぁ。どれだけ高級車を傷つけようが、自分が乗れるわけじゃない。傷をつけて、一時的に満足しても、その行動が『正解』に向かっていないので虚しいだけ。いや、74歳にもなれば、そんなことは分かっているだろうが、分かっていたとしたら余計に哀れな話。まぁ、その哀れな愚行の矛先が人に向かなかっただけ幸いか。もし、自分が『神』という存在であれば、このバカに、唐突に高級車を与えるだろうなぁ。叶わぬ夢だと思っていたものが手に入った後の生活を眺め、ついでに、そいつを傷つけて、どんな反応をするか見てみたい。●ネット上で見かける一部の偏ったオバサンの話だと思っているが、あの「コンカツ、コンカツ」と騒ぎながら「自分に釣り合うオトコが居ない」と嘆いている連中も同類だと思っている。これまで、せいぜい、地元や職場、親戚遠縁の間で収まっていた人間関係が、情報技術の発達で世界規模となり「もっといい条件がある」と信じるようになったのだろう。何も「高望みするな」とは言わないが、それを言い出したらキリがない。ただ、高級車を傷つけ続けても乗れる可能性はほぼ皆無だが、コンカツの場合は、もしかしたら、という可能性がゼロではないため厄介か。黄金郷とその秘宝を求めて世界中を探検するも、人には寿命というリミットがあるため達成は難しい。そして、言い方は悪いが、女性の「賞味期限」のリミットはもっと短いことは知るべきだろう。「命短し恋せよ乙女」は、なるほど、ある意味では真理だと思うが、下手すりゃ、未成年云々条例で引っ張られる時代か。★☆★
2020 年 01 月
      1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13 14
15
16
17
18
19 20
21
22
23
24
25
26 27
28
29
30
31
 
前月 今月 翌月

- WebCalen -