2020年01月14日 記事
人に迷惑かけなきゃ別に構わないけどね

2020年01月14日(火)

●仏教用語で使われる『悟り』という言葉。何だか崇高な言葉のように聞こえるが、その実、単なる『諦め』である。そう書いてしまうと怒られるかも知れないが、あるかどうかも分からない正解を探求し続けた結果、これだ!と到達した場所が正解である保証などない。この『悟り』は『妥協』にも似ているが、くだらないことを延々と考えるより、何か決めて前に勧め、という意味なら悪い解釈でもなかろう。人生において、この『悟り』は意外と重要で、あまり早い時期に悟ると向上心が希薄になる欠点はあっても、その『身の丈』を知るのは悪いことじゃない。●説教臭くなったが、こちらのニュースへのつなぎになる。『「高級車に乗れなくてやきもち」高級車に傷つけ逮捕 10件以上関与か』、奈良市で高級車の車体に傷をつけた疑いで逮捕された74歳、「自分が高級車に乗れないことから、やきもちを焼いて傷をつけました」と容疑を認めているという。哀れだなぁ。どれだけ高級車を傷つけようが、自分が乗れるわけじゃない。傷をつけて、一時的に満足しても、その行動が『正解』に向かっていないので虚しいだけ。いや、74歳にもなれば、そんなことは分かっているだろうが、分かっていたとしたら余計に哀れな話。まぁ、その哀れな愚行の矛先が人に向かなかっただけ幸いか。もし、自分が『神』という存在であれば、このバカに、唐突に高級車を与えるだろうなぁ。叶わぬ夢だと思っていたものが手に入った後の生活を眺め、ついでに、そいつを傷つけて、どんな反応をするか見てみたい。●ネット上で見かける一部の偏ったオバサンの話だと思っているが、あの「コンカツ、コンカツ」と騒ぎながら「自分に釣り合うオトコが居ない」と嘆いている連中も同類だと思っている。これまで、せいぜい、地元や職場、親戚遠縁の間で収まっていた人間関係が、情報技術の発達で世界規模となり「もっといい条件がある」と信じるようになったのだろう。何も「高望みするな」とは言わないが、それを言い出したらキリがない。ただ、高級車を傷つけ続けても乗れる可能性はほぼ皆無だが、コンカツの場合は、もしかしたら、という可能性がゼロではないため厄介か。黄金郷とその秘宝を求めて世界中を探検するも、人には寿命というリミットがあるため達成は難しい。そして、言い方は悪いが、女性の「賞味期限」のリミットはもっと短いことは知るべきだろう。「命短し恋せよ乙女」は、なるほど、ある意味では真理だと思うが、下手すりゃ、未成年云々条例で引っ張られる時代か。★☆★
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