2019年08月02日 記事
芸術という言い訳

2019年08月02日(金)

●あいちトリエンナーレで『少女像』が展示されていると話題になっている。愛知県民だが、このイベントの存在を知る人はあれど、開催されましたニュースととも報じられた「少女像が展示されており」で、その存在を知った人がほとんどだろう。主催者らによれば、これは『表現の不自由』であり、『日本における「言論と表現の自由」が脅かされているのではないかという強い危機意識から、組織的検閲や忖度によって表現の機会を奪われてしまった作品を集め、2015年に開催された展覧会』の続きだと言っているが、それをどう捉えるかは、受け取る側の問題。少なくとも、韓国では「日本の公共施設に少女像が建てられたぞ!」と騒ぐに十分な内容だろう。日本国内の不勉強なネットウヨクに講釈を垂れるなら、海外の勘違い野郎にもきちんと釈明してみろよ。●『表現の不自由』という活動自体は否定しない。例えば、女性器をモチーフにした展示物は芸術か淫猥かという内容は、芸術とはなにか、を語るに十分な内容だろう。最近は、裸婦像すら「セクハラだ」と声を上げる人もあり、何がエロと芸術の境界線か、余計に分からなくなっている。一方で、少女像は、そもそも政治的な意図で作られた虚像であり、それを「政治的に弾圧されて」と但し書きを付けて展示するのは、芸術活動ではなく政治活動に他ならない。そんなもん、どこかの政治集会でやれ、という話であり、税金使って、芸術の展示会に出すようなものじゃない。挙げ句に、それを朝日新聞が嬉々として報じていたりするのは、なんかの冗談かと思えてくる。むしろ、お前ら「私どもの捏造記事が原因で」と頭を下げるべき内容だが、一旦、捏造を認めておいて、この始末じゃ、どの面下げて「新聞は軽減税率が」と主張するのか。●残念ながら、少女像が展示されていることや、津田某という金髪売国奴が責任者だったりすることに、脊髄反射的に騒ぎ立てるネットウヨクが多かろうから、この騒動は「一部の声」で済まされるに違いない。しかし、少女像は急に発表されたとしても、津田某はトリエンナーレの計画が発表された頃からあった名前だ。その時点で反対すべきであったろうに。狡猾な組織力はパヨクの武器であり、烏合の衆たるネットウヨクは、こういう点で3周くらい遅れている。★☆★
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