2019年12月11日 記事
無職でもご飯が食べられる生き方

2019年12月11日(水)

●『「ごめんなさい」と叫ぶ女性と男の笑い声…「口の利き方が気に入らなかった」同居する妹と3歳の甥殺害で無職の兄逮捕』、FNNのニュースタイトル。うーん、何だろうね、無職のクズってのは。このご時世、不景気が原因で職を失うケースもあるが、そういう無職とこの手の無職は別の話。カスみたいなプライドを守るとか、そういうのに固執して職に就けないような人種だろうが、そもそも、存在しないモノを守ろうとする事に無理がある。不思議なのは、どうしてこの手の無職が生きているかという点。誰かが飼ってる訳で、「スパルタ式はかえって逆効果」というご時世もあり、甘やかしてやる気が出るのを待つスタイルが増えているんだろうが、25歳になってやる気もクソもないわけで、やるべきことをやらなきゃ飯が食えないという当たり前のことを教えてこなかった家庭の問題。じゃあ、こういう連中を集めて何らかの労働をさせるか、と思っても、どうせ役に立たないから使えない。●『残業手当に使用する計算式に使用する割増率の数値を、1.25倍のところを0.25倍として算出していた。』。セブンイレブンの不具合、新ネタは残業手当だ。働き方改革という名の労基対策で、各社アタフタしているが、そういう中で発覚した話。いや、2001年に発覚していたのが、時代に乗って今騒がれている感じか。まぁ、隠せるなら隠しとけ、って確信犯だろう。しかし、この残業問題、相変わらず『時間』を問題にするので、肝心な生産性向上という『質』と結びつけるのが難しい。そもそも、やるべきことがあり、それを終わらせればオシマイ、という話なら、それを遂行するための時間が短ければ短いほど生産性が高いが、多くの従業員はやるべきことが決まっていない。正しくは、やるべきことはあるが、『その他、都度、対応しなきゃならない何か』があるから、定時内で拘束しておくしかない。流動的と言えば聞こえはいいが、ある意味、いい加減でもある。ただ、コレの良し悪しはあれど、そういうスタイルで会社が回ってきたのも事実。その中から、一部分だけ発想や価値観を変えてしまえば、全体に歪みが出るのも当然だ。結果的に、中身は分からないけど労働時間だけはオーバーしてますね、という労基のアホのための対策に経営者も従業員も翻弄されているのが一般的な企業の感想だろうか。もちろん、ブラック企業とやらは除くが。★☆★
2019 年 12 月
1 2
3
4
5
6
7
8 9
10 11
12
13
14
15 16
17
18
19
20
21
22 23
24
25
26
27
28
29 30
31
       
前月 今月 翌月

- WebCalen -