2019年12月19日 記事
停滞するにはまだ早い

2019年12月19日(木)

●『小中学校で1人1台パソコン』、この言葉が一人歩きして「1人1台配る」のようになっているが、NHKの記事では『政府は令和5年度までに、小中学校で1人1台のパソコンかタブレット端末を使えるようにするとしていて』などとあるので、パソコン室みたいなものが出来るんじゃないかと思うが如何か。何にしても、Windows95が発売された頃から、あちらこちらの企業でも導入が始まったパソコン。20年以上も職場で使っている道具なのに、いまだに「わからん」が通用するのは、日本の大人社会が「大人になったら勉強しなくても良い」みたいな意識が多数派だからだろうか。同じような手作業を毎日繰り返して満足しているというか、それ以外の選択肢を考えないというか、向上心が欠落したバカばかりだから『生産性向上』なんて言葉も空回り。一億総中流という言葉がどの時代まで通用するかわからないが、確実に頭を使う人とそうじゃない人が分かれつつあり、その中間がいない二極化が進んでいるのは間違いない。●ここ久しく回る寿司しか知らないので、どこまで正しいか分からないが、江戸前寿司の職人あたりではサーモンを扱ってるのは三流みたいな風潮があるらしい。まぁ、カタカナだしね(笑)。こういう職人を勘違いしたバカは、たいてい先代や先先代の見よう見まねで形だけ引き継いでいるだけの不勉強者。自分の作った枠を必死で守るだけで、その先に出ようとしない。引き継ぐべきは発想や精神的なモノのはずだが、そういうものを引き継ぐに至らないのは、ある意味仕方がないにしろ、見本も手本もなかった「最初の人」は、色々なものを試し、そこから自分なりの方法を発見のは事実。江戸前寿司だって、それほど歴史は古くないし、かつては猫またぎとして捨てていたトロが、今じゃ、最高級のネタになってんだろ?時代によって嗜好も変わるし、加工技術、保存技術も進化する。フランス料理なんぞは、その精神が重要で、液体窒素で食材を固めたりする料理も平気で生み出したりするが、結局、自分なりの枠を作って先に進めない不勉強ってのが、多くの日本の職人という感じだろうか。悪口のようだが、まだ伸び代が残っているのに勿体ない、という気持ちの方が強い。★☆★
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