2019年12月13日 記事
必死に養護する大人たち

2019年12月13日(金)

●ガキが大人社会に文句を言ったところで、アホかこいつ、と思われるのが関の山だが、あのグレタとかいうのは特別扱い。ロクに素性も知らない少女を小馬鹿にすれば炎上するが、その暴言の向け先を「アベ政権」とでも置き換えれば称賛されるんだから、こういう小娘を持ち上げて騒いでいる連中の中身が知れる。何も、言っていること全てを否定するつもりじゃない。だが、人殺しが「ルールを破るな」と言っても説得力がないのと同じで、アレに何の説得力もないんだから、タダのガキの戯言にしか聞こえなくて当然じゃないか。環境問題は本当に難しくて、もし、その環境問題が『地球のため』であるのなら、その究極の形は『人間、全員死ね』となるが、騒がれている環境問題は『人間のため』になる。全員死んだ方が良くなる、という究極の位置から、じゃあ、人間はここまで生きるために使いましょうという線引をするのが、人間のための環境問題だが、そもそも、その線に正解がないから騒いでいるだけのこと。くだらない問題で騒いでいるエネルギーこそ、無駄じゃねーか。●環境問題と言うより電気代問題だが、クリスマス前になると一気に増えるイルミネーション。商業地の一角全部を電飾するものもあれば、個々人の家庭を飾るものもある。ああいったモノが定着して久しいが、今どきの電飾はLEDなので、凝ったものを求めなければ、太陽電池で済んでしまう手軽さがある。恥ずかしながら我が家にも飾ってあるが、セール品で1,000円前後、セットしてしまえば日中の太陽で充電され、ほぼ一晩中光っているので手間いらずだ。かつては、普通の電球だったので、熱で火事になることもあれば、電気代が相当かかるという話もあった。契約電力によっては、暖房機器もロクに使えないので、電飾だけ灯して留守にしているという笑い話も聞いたことがある。そういう話から思えば、太陽電池で賄えるんだから『エコですね』という人もある。環境問題の難しいところはこの部分で、実際の電飾行為に無駄な電気は要らないが、それを作るのにエネルギーや資源は使っているし、手軽に使えるようになれば、以前より増産もしているだろう。全体的に見て、エネルギーだの資源だのをどれだけ使っているかをキチンと計算した話を聞いたことがない。扱いづらい水素を生産し、貯蔵し、輸送したものを補給して動く『水素自動車』も、それ自体はエコだが、それ以前のエネルギーコストは語られない。何が正解か分からないエコロジーの問題、唯一言えるのは「これはエコだ」と言い切っているヤツがアホだということくらいか。★☆★
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