カレーは正義
2019年10月08日(火)
●程度の悪い底辺労働者なんぞは、一般的な価値観に照らして、どうでも良いことで争ったりするが、ああいう類だろうか。連日、神戸の小学校で起きた『教師によるいじめ』報道が続いている。別にワイドショー番組を見ずとも、普通にネットで情報を得るだけで、勝手に入ってくるから胸糞悪いが、相変わらず、マスコミは「こういう事をしていました」「酷いですね」といったショッキングな内容を基準とした『点情報』しか流さない。登場する教師もバカだが、マスコミも似たようなもんだな。『イートイン脱税を指摘する正義マン』というアホを嬉々として報じているが、その実、『正義マン』の親玉じゃないか。それにしても、あれを「いじめ」で片付ける社会ってのは寛容だな。市の教育委員会に「指導し、解決した」と報告していた校長も大概だが、登場する人物が『教師』という職業以前に人間としてクズじゃないか。こんなの適当に済まそうとすると、クズだから教師にしかなれなかったの?って話がまかり通るよ。●戦争を望んだりしないが、こういう戦争はなんだか歓迎する。台湾で名古屋カレーが誕生したという。何のことか分からない人が多いだろう。そもそも、名古屋には台湾とは無関係に『台湾ラーメン』というメニューが存在する。代表格みたいな中華料理屋の名前がよく出てくるが、店の色使いが赤色っぽいラーメン屋なら、たいてい存在するメニューで、担々麺を味噌ラメーンに分類すれば、それの塩ラーメンというか。これを、30年以上前、豊田市内にある味珍という店で初めて食べたが、とにかく辛くて驚いたが、辛いが美味いので、辛い→美味いの繰り返しになる困りもの。あれだ、ラーメンを食った後に、冷たい水を一口飲んだら、もう少しスープが飲みたくなって、スープを飲んだら水を一口、のパターンだな。まぁ、そんな感じで、台湾とは無関係に我が物顔で市民権を得ている『台湾ラーメン』に対し、「じゃあ、こちらは名古屋とは無関係に名古屋カレーを作るアルヨ」みたいなノリで誕生したらしい。画像を見ると、鉄板に乗った飯の上にエビフライが乗っており、カレーは後がけ方式。名古屋市内でもバカの1つ覚えのように「えびふりゃー」を見かけるが、確かに、これは名古屋で見かけそうなメニューだと感心する。イタリアにはないけどイタリアンみたいなイメージを、国ではなく都市に落とし込んだあたり、いやぁ、良く研究してるなぁ。しばしば、海外で見かける日本料理かそれに類するものは、多くが「そうじゃない」みたいなものばかりだが、この名古屋カレーは、案外、名古屋あたりで逆輸入されるんじゃないか?こういう食い物合戦なら大歓迎だ。★☆★