2019年10月26日 記事
人がゴミのようだ

2019年10月26日(土)

●釣りに行ったら、釣り場にラーメン屋が来た。軽トラの後ろを改造したラーメン屋は、珍しいものじゃない。チャルメラを鳴らしながら、ゆっくりと釣り場を巡回するが、郷愁をそそるというか何というか。その昔、名古屋の金城ふ頭が今ほど厳しく立ち入りを制限していなかった頃、しばしば、巡回に来たものだが、あれで商売になるんだから、よっぽど儲けになるんだろう。出来たてのラーメンを提供するが、その器は2パターンあった。1つが、発泡スチロール製のどんぶりを使って、ラーメンを作ったら、すぐ巡回に行ってしまう店。もう1つが、普通に陶器のどんぶりを使い、客が食い終わるまで待っている店。待つ時間、非効率じゃないかと思うが、1人でも食べていれば、それじゃオレも、とばかりに集まってくるので、かえって居座るタイプの方が良いのだろう。よく遭遇するのは後者だった。子供の頃、釣り場でラーメンを食べるのが、楽しみの1つだったなぁ。いや、外で食うラーメン、確かに美味いが。●そんな訳で、久しぶりにラーメンを食べてみた。やや濃い目の醤油味は、特別に美味しい訳でもなく、特別に不味い訳でもない、しかし、味は平凡、でも美味い、というのは『お外でご飯』効果だろう。しかし、結構、多くの人が釣り場に居たが、それほど人は集まらない。最近は、コンビニが便利になったので、弁当なんかも困らないし、腹が減ったらすぐに買いに行ける訳で、わざわざ、割高なラーメンなんか食べないよ、といったところか。確かに、家族連れが多いので、コンビニで買った方が安上がり。堂々と、お持ち帰りで8%で済む。●だが、ラーメン屋のオッサンと話をしながら食べられるのも良い。いろいろな情報を持っている。今日は、常連らしき地元のオッサン客も混じっていたが、残念なことに、釣り場として整備されるとゴミが増える、増えたゴミは地域で片付けている、という話に及んだ。自分でも気付いているが、マナーの悪い釣り客も少なくない。話の中では、観光化して人が増えれば仕方もない、という諦めの声もあったが、「一応、魚釣り場を提供しているんだから、ゴミ箱くらい釣り場が用意すべきだ」と言う人があっても不思議じゃないご時世、その辺りは難しい。子供の頃から色々な釣り場に連れて行って貰ったが、実際、コンクリートで固めて作られた堤防の類は、立入禁止の場所がほとんどだった。そして、特に迷惑をかけない程度なら、と大目に見てもらってたのが実際のところだったのに、それが当たり前だと勘違いしたバカが、ゴミをポイ捨てしたり、本当に危ないところでも平気で柵越えをしたり、ルール通りに厳格にしなきゃならない状況を作って自分らのクビを締めている。何ともバカバカしい話じゃないか。★☆★
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