:: mizuno-amiの日記なお部屋 - さるさる日記＜令和＞ - ::

●神奈川県警のおまわりさんが捕まった。簡単に言えば、振り込め詐欺の片棒で。『警察官
』が悪いことをする人の代名詞になるのは、海外に限った話だと思っていたが、日本でも、こういうことが起きるようになったのか、いや、表沙汰になるようになったのか。ただ、神奈川県警だしなぁ、という面もあるが、酷い時代になってきた。国際社会だのグローバル化だの大騒ぎしていたバカの大半は、単なる西洋コンプレックスじゃないかと思っているが、こういうグローバル化を真似するなら、よっぽど国粋主義者だと罵られたほうがマシじゃなかろうか。●ここ最近、こういう人たちの質が落ちたのは、世の中で「当たり前」が増えたからじゃないだろうか。物流業界が深刻な人不足に陥っていると叫ばれて久しいが、結果的に、程度の低いヤツが低賃金で働かされているだけで、他で働ける者は、もっと実入りが良いところに行ってしまっただけの話。いつの間にか、トラックの運転手は、物を運ぶだけで、何ら生産的な活動をしない低レベルの仕事だから賃金も安いのだ、みたいな考え方が、トラック運転手に限らなくなっている。経理だの情報システムだのも、金勘定が出来て当たり前、システムが動かせて当たり前、となっており、「それが仕事なんだから当たり前」だから、使える状態になっている日常に感謝こそないが、いざ動かなくなると文句を言う。当たり前を当たり前の状態にすることの苦労を知らないので、誰も感謝しなくなった世の中。そんなことはないと言うかも知れないが、台風の後の停電復旧に対する住民らの文句など、最たるもの。何だか理不尽でしかない。営業マンなんてのは一部を除けばバカしか居ないので、そいつらに「営業の仕事は売ることだから売って当たり前」などと言えば角が立つが、「仕事だから当たり前」で文句を言われる人から見れば、角を立てるのがオカシイんじゃないかと思うが如何か。●物流業界が人不足なのは、『物を安全に運ぶこと』といった、信頼の値段を安く見積もりすぎているからだろう。それは、荷主の問題でもあり、世間の問題でもある。日本の鉄道が時間に正確なのは世界中の人々が知るところだが、当の日本人が、それを当たり前だと思って感謝することはないが、３分でも遅れようものなら文句を言うバカが普通に居そうだから怖い。感謝を忘れた国ニッポン。せめて、このネタは11月23日にお送りしたほうが良かったと後悔はしている。★☆★