2019年11月15日 記事
インチキ広告と表現の自由

2019年11月15日(金)

●『イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法』、そんな書籍の広告で、朝日新聞が不適切を認めたらしい。この手のインチキ広告、今更問題視するのもどうかと思うが、朝日新聞だから余計に火付が良かったに違いない。あれだ、桜を見るのに、アベなら問題だが、現行野党なら知らん顔、みたいな話と同じだろう。もちろん、この手のインチキ広告を認めるのも良くないが、単なる広告に対し、広告を掲載した媒体が、そこまで責任を負う必要があるか?もちろん、日本新聞協会は、一応の基準を設けているが、「内容が不明確なもの」「虚偽または誤認されるおそれがあるもの」「非科学的または迷信に類するもので、読者を迷わせたり、不安を与えるおそれがあるもの」という基準に照らせば、ガンの治療方法以前に、新聞本紙の記事も軒並みアウトじゃないか(笑)。●「税金の無駄遣いだ」と騒いでいるバカな野党が止めている審議の方が、よっぽど税金の無駄遣いだが、そんなバカは放っておいて、こちらはバカバカしくも微笑ましい調査記事。創味食品が行ったアンケート。『鈴木さんは酢が好きか?』、この記事を読んで、初めて「鈴木」が「酢好き」になるなぁ、と気付いたレベルでそんな事を思わなかったが、オッサンになって尚、新たに気付かされる事があるのかと驚いた。当の鈴木さんでも、「あー、そういえば」みたいな感じになろうに。そして、肝心の結果だが、鈴木さん300人を対象に調査したところ、酢好きは45%。過半数が好きでもなかったので「名字と調味料の好みは特に関係ない」という結論に至ったとの事。バカバカしさも、こういうのが良いわ。●「むしゃくしゃしていたのでやった。誰でも良かった」、そう言いながら、老人や女子供しか狙わないバカがよく使うセリフだが、こいつは違った。無職、大野高穂(34)が殴りかかったのは、勝ノ浦親方、元北勝鬨。九州場所近くでの話のようだが、殴られたものの、そのままヘッドロックして押さえつけ、駆けつけた警官に引き渡した、という話。やったことは、その通りだが、まぁ、本当に誰でも良かったんだなぁ。まぁ、実際に実行すると、弱者を狙うクズとは異なり、単なるバカと分類されるようで、どちらにしても、身勝手であることに変わりはない。★☆★
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