2019年11月27日 記事
依存できそうな何かにすがる性質

2019年11月27日(水)

●『中学生誘拐容疑で不動産業者を逮捕』、この前の事件とは別の話。ツイッターで知り合った兵庫県の少女を2ヶ月に渡り『借家に誘拐した』として不動産業の男(37)が逮捕された。場所は埼玉県本庄市。兵庫県からこちらまで誘拐した事になるが、付いていくものかね、こういうの。オッサンが少女に対して下心があったんだろうと下衆の勘繰りをするが、『調べに対し、「将来、仕事を手伝わせるつもりだった」などと述べ、借家で勉強をさせ、食事を出していたという』状況。不動産業なので、自分が管理する空き物件があったのだろう。この兵庫県の少女とは別の少女も暮らしていたというが、何という時代なのかね。偉人伝なら、子供の頃、家を飛び出し、そのまま見知らぬ土地で見知らぬ人の世話になりながら勉強し、立派な人になりました、というパターンがありそうでも、現実は逮捕が待っている。この手の事件、出てくるのはたいてい家出少女だが、主従関係で『従』となりやすいのが『女』だからだろうか。『男』の場合、犯人の仲間になるとか舎弟になるとか、もしくは反りが合わずに逃げ出すか、のどちらかなので、結果オーライになる可能性もある。どちらにしても、この手の話、犯人の手口やネットの危険性を報じるだけでなく、家でした少女の家庭環境もキチンと踏み込んで報じるべきだろう。普通に考えれば、まともな育て方がされているとは思えない。●KDDIのお客様係宛てだろうか。「謝罪に来い」などとクレーム電話をかけたジジイ(71)が逮捕された。その頻度は1週間で400回余り、2年ほど前から合わせて2万4千回以上の電話をかけていたようで、ようやくの逮捕となったらしいが、そこまでやらないと逮捕に至らないのか、そちらも驚きだ。頻度を考えると、1週間で400回なら1日あたり60回近く。定時内の8時間と仮定すれば、1時間あたり7回くらい。実に10分に1回は電話していたことになるが、その間、つながらなかった人も多々あるに違いない。何にせよ、こういうクズジジイ、文字通りの『老害』以外の言葉が浮かばないが、じゃあ、どうやって「反省を促す」のか難しい。分別ある大人、という言い方があるが、すでに分別も忘れ、新たに受け入れることも出来ないようなボケ老人、普通に社会に出ちゃダメな人でしかない。日本には死刑制度があるが、安楽死の制度と結びつけ、「安らかにお眠り頂く刑」があっても受け入れる人は多いんじゃなかろうか。★☆★
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