2019年10月 一覧
郵便局の錬金術

2019年10月31日(木)

●首里城が焼失。iPhoneに入ったお知らせの文字をチラ見して、中国のどこかの話しかと思ったら沖縄だった。そもそも、自分に馴染みがないせいもあるが、日本でそんな大きな火事があるとは思えなかったので、認識がズレたようだ。何にしても、朝のニュースで見た映像は、目下炎上中の首里城の姿。どうして、燃えちゃったのかねぇ。現在、首里城祭なるイベントが開催され、週末にはロウソクを並べた灯火で彩られる予定だったようだが、これの準備中に何かあったのかどうかは、今のところハッキリしていない。ただ、観光地だし重要な文化財なので、普通に再建されるだろうと思っているが、国の史跡として登録されているのは、あくまでも『首里城跡』であり、焼失した建物など『上』のものは含まれていないという。国宝や重要文化財に指定されていれば、それなりの防火対策が義務付けられているらしいので、範囲外の建物に、そういう対策はなかったのかも知れない。●『東京都内にある2カ所の郵便局の幹部2人が「料金別納」郵便の支払いで使われた切手をそれぞれ大量に持ち出し、金券ショップ』で換金。その金額、約5億4千万円。ここまでバレないのなら、こいつらだけでなく、他でもやってるんじゃないか?5億になるまでバレなかったとしたら、もっと少額なら分からない、って事だろう。いや、この話、面識のない2人が、それぞれ4億と1億4千万円らしいので、明らかに他でもやってるわ。慌てて急に羽振りが悪くなった奴とか怪しいが、こういう『横展開』は得意なくせに、他でもやってそうな話は展開しない。切手なんていい加減な仕組み、そろそろ、止めれば良いのに。●『歩きタバコを注意されたことに腹を立て男性の顔を殴ってけがをさせた疑いが持たれている男の映像を、警察が公開しました。』、正義感はご立派だが、この手の基本的なマナーを無視するようなヤツは、話が通じないバカだから、マトモに注意したって聞くはずもなかろうに。バカにはバカのやり方があるが、そのやり方が分からない場合は、関わらないのが得策だ。特にタバコだぞ。今どき、歩きタバコするようなヤツ、バカか田舎者か、その両方に違いない。田舎者に都会のルールが通用しないのは、ハロウィンに大騒ぎする田舎者を見れば分かること。それでも、殴られた人のお陰で、マナーを守ってタバコを吸っている人も白い目で見られるようになるので、全てが無駄だとは言わない。★☆★
利用歴、プラスマイナスゼロ

2019年10月30日(水)

●豊田スタジアムに名前が戻ってきた。ラグビーワールドカップの期間中、スポンサーの英国の自動車企業に配慮して銘板が外されていたものだ。『TOYOTA STADIUM』が、ローバーにどう影響するか分からないが、ケツの穴の小さい話だな。名前は簡単に売り買い出来る時代。名古屋にあった『レインボーホール』も、いつの間にか『日本ガイシホール』に変わっていたりして、何だかしっくり来ない。福岡の『ヤフオクドーム』も、今度は『ペイペイドーム』に変わるというが、慣れれば大丈夫だとしても、ペイペイドームはないわぁ(笑)。ところで、先の『ケツの穴の小さい』という表現、ケツの穴の大小が人間性を左右するとも思えないにしても、みみっちさを表すのに優れた表現だなぁ。不思議な表現だ。●そのペイペイ、カタカナで書くからヘンテコなので、PayPayと表記するが、比較的、何とかペイの中では普及している方だろう。いや、むしろ、上位だ。身近な商店でも、一般的なクレジットカードの他は、選択肢がPayPayしかないところはよく見かける。乱立した何とかペイの時代、大々的なキャンペーンで利用者を集めた結果だろう。下品かも知れないが、広告宣伝費ってのは、そうやって使うのかと感心させられる。自分も、使うつもりはないが登録するだけで500円貰えるから、というコジキみたいな理由で登録だけしているが、未だ、残高は500円のままだ。そんなPayPay、コカ・コーラの自動販売機の中で『Coke ON』というシステムに対応しているもので支払いができるようになっている。そして、目下、キャンペーン中で、Coke ONアプリにPayPayを登録して、そちらから商品100円以上の商品を購入すると、100円キャッシュバックがあるという内容。期間中上限200円までに限られるが、勤務先に設置してある自販機は100円から商品があるので、これを2回購入して200円のキャッシュバックを受けた。その結果、未だ、残高は500円のままだ(笑)。何とも不思議な感じだが、電子マネーの覇権争いは、まだ続くだろう。●電子マネーといえば、イオンが『WAON』の他に『AEON Pay』を始めるとか何とかいう情報が流れている。キャッシュレス社会は小銭入れが軽くなって便利だが、いざ、現金しか使えないという場所で焦ることもある。まぁ、便利なんだけど、そもそも、キャッシュレスじゃなくて、マネーそのものがレスだからなぁ。★☆★
道具の進化、人の進化

2019年10月29日(火)

●動画の生配信、ニコニコ動画などが有名なので『ニコ生』などと呼ばれているが、そんな1人が富士山の登山中に滑落した映像が注目されている。テレビのニュースにもなったようだが、そういう時代なんだな。現時点では無事かどうか分からないが、どちらにしろ、今後、この手の『生放送』で意図せぬ事態が放送されるケースが増えるだろう。テレビであれば、編集によってカットされるし、生放送でも『しばらくお待ちください』の画面に切り替わるが、個人による撮影では、そこまで手は回らない。結果的に不幸な事故を目撃するケースもあれば、一部の露出狂を喜ばせる可能性もある。筒井康隆の作品に『露出症文明』というのがある。あちらは「テレビ電話」の世界を描いたものだったが、今のネット動画に通じるものがあるなぁ。『インスタ映え』なんてのも、まさにそのまま。●「日本が譲歩するぐらいなら関係改善を急ぐ必要はない」が69%。韓国に対して、どのように臨むべきかという日経の世論調査の結果だそうだ。当たり前といえば当たり前だが、そもそも、関係が悪化しているという前提での調査が気に入らないところ。勝手に騒いで、勝手に悪化させているだけのバカが隣の半島に住んでいるだけで、「できれば関わり合いたくない」が本音じゃないか。この『問題』、そもそもは「兵器開発に使える物質を日本から輸入しているけど、それキチンと使ってんの?」という質問に答えないから、「言えないの?じゃあ、怖いから優遇止めるわ。キチンと手続きしてね」となっただけの話。それを差別だ何だと騒ぎ立ててボイコット運動まで勝手に始めたのを『関係悪化』と呼ぶのは、どうかと思うが如何か。もし、これらの関係を正しく表すなら『韓国に対する信用失墜』とでも書くべきだろう。前から信用があったような書き方に違和感を覚える人もあろうが、優遇国だった時点で、形式的に認めるしかないわな。★☆★
ネットというガス抜き。

2019年10月28日(月)

●「日本人のための芸術祭 あいちトリカエナハーレ2019『表現の自由展』」だそうだ。『あいちトリエンナーレ』に対する皮肉というかカウンター的な展覧会だと思うが、やっていることはバカバカしいにしろ、結局、そういう事をする奴が出てくる、って事だろう。『市民団体』とやらが抗議しているようだが、何の権利があって抗議をするのかねぇ(笑)。朝日新聞が取り上げている『「犯罪はいつも朝鮮人」と書かれたカルタ』は、それだけ取り上げればヘイトだの差別だのにつながる可能性はあろうが、事実だろう。基本的に在日外国人の比率は、圧倒的に韓国人が多いわけで、この『朝鮮人』に含まれるのであれば、ある側面で事実だ。これを否定するなら、愛知県は交通死亡事故でワースト1が続いている、という話も否定されるべき話。自動車の保有台数を考えれば、事故が多くて当たり前であり、その言い草はフェアじゃなかろうに。そもそも、この子供のケンカみたいなバカバカしい騒動に発展しているが、問題は、そこじゃない。この手の公共イベントは、知らず知らずのうちに、偏った団体や連中の食い物になっている可能性が高い訳で、無関心こそ税金のムダかも知れないという、大きな問題を見せてくれた訳だ。●便利で不便な時代になった。少数派が少し騒ぎを大きくするだけで大問題であるかのように錯覚させることが出来るネットの普及。良くも悪くも『便利』と言えよう。だからといって、制限するわけにもいかないので、自分で判断するしかないが、その判断が必要になる時点で、便利になったのかなぁ、と疑問に思う。まぁ、伺い知れぬところで暗躍されるよりはマシと言えば、それまでだが。一方で、何かにつけ「アベは辞めろ」「アベはバカだ」などのツイートをする連中も愚かさも浮き彫りになって面白い。民主主義なんだから、バカをこき下ろさなくても、自分らが考える優秀な人物を候補に立てれば、バカなんか落選するよ。それが、民衆主義の選挙でしょ、って。まぁ、『分かっている』から、大声で騒ぐしか能がないのも理解できるが、結果的に分かりやすいバカなので、見分けやすくて助かると言えば助かる。『バカだバカだと騒ぎ立てているアベよりマトモな候補者が立てられないので文句しか言えませーん』の人々。それが生き甲斐なんだろう。★☆★
Oh!脳!

2019年10月27日(日)

●魚釣りから帰り、魚の処理をする。さほど大きくないカサゴなので、かえって面倒くさい。まぁ、大きいのを釣れば楽になるんだけどね。ただ、言い訳じゃないが、そんな小さいのを塩焼きにし、ヒレをむしりながら食うと、かなり美味い。そして、小さいながらも部位によって味が違うのも面白い。自分の中では、いわゆる「かま」の部分が美味いと思う。かまといっても、親指の先ほどのサイズなので、笑うくらいの量しかないが、そんな量でも味を感じるので、やっぱり美味いじゃないか?●豚を脳だけで36時間生かすことに成功。アメリカ、イェール大学でのことで、3月28日発表された研究が、倫理的論争を呼び起こしているなどと記事に書かれていた。脳だけで生きる。まず、生きている、という明確な境界線が難しい状態じゃないか?『実験に使われた動物に意識があったことを示す証拠はないものの、ある程度の意識は残っていたのではないかという懸念がある』とあるが、純粋に意識とは何ぞやと考えるだけでも難しい。植物状態になった人間は、何らかの反応があるから生きていると思えるが、その脳だけの何かから、何らかの反応を得で、それが生きているとどうやって結びつけるのか分からない。ブーと鳴こうにも、他に何も付いていない訳だし。●装置は分からないが、生かしている環境はこんな感じらしい。曰く『豚の脳はポンプ、加熱器、そして人工血液を入れた袋で作った装置を用いることで血液循環を回復できることを発見した』、自分が魚の処理をしている時に目にする内臓やそれらを結ぶ何かの筋だの血管だの1本1本に機能があり、意味があるが、これを切り取った後、すべてを「戻す」のは不可能だ。一方で、この豚の場合、脳だけだ。脳だけに限定すれば、比較的単純な装置でも大丈夫なのだろう。「生きている」という状態の維持であれば、この程度で済むとしても、その状態で出来ることは限られる。36時間の間、何だ?何だ?オレはどうしたんだ?と思い続けるも、見ることも、感じることも出来ず、ただ、思い続ける以上の事ができないのだから、そりゃ倫理的論争にもなるか。まぁ、中国なら、既に人間で実験済みかも知れないが。★☆★
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