旭日旗ではない応援旗
2019年09月15日(日)
●名古屋市内、金山駅のロータリーでタクシーが歩道に乗り上げ、歩道にいた人たちを次々とはねた。運転手は75歳のジジイ。人をはねて一旦停止した後、周りの人が「エンジンを切れ」などと呼びかけていたのを無視し、突然バックして救助中の人まではねたという。職業とか慣れとかに関係なく年齢の問題だろう。タクシーは、普通の会社なら定年しているような年齢の運転手が普通に居るが、よっぽどカネに困っているのか、人材不足なのか、どちらにしても問題だろう。これが、普通に走っていての事故ならまだしも、歩道を歩いていてタクシーに轢かれるなんて冗談にもならんが、一体、どこを歩いていたら安全なのか。また、どうして、こういう場合「小森勝弘容疑者(75)」は明記するのに、タクシー会社の名前は出さないんだろうね。●どこを歩けばよいのか、ではなく、歩かなくても危険らしい。広島県福山市内で住宅にクルマが突っ込み、建物が倒壊した。幸い、住人に怪我はなかったが、乗っていた5人のうち2人が死亡したという。午前1時過ぎに、20歳前後の男4人と女子中学生1人の組み合わせが乗っているクルマがどういう素性のものか書かれていないが、どうせロクな話じゃなかろう。家が倒壊はしたものの、その住人に怪我がなかったのは幸いか、いや、幸いでも何でもないが。●東京五輪、旭日旗がどうこう騒いでいるが、そもそも旭日旗にこだわって旭日旗を振りに行くようなバカは一部のウヨクだろう。そういうアホは除外すれば、あの太陽が輝くようなデザイン自体は、旭日旗と無関係に応援に向くのだから、誰もが納得する形で使ってみてはどうか。旭日旗にして旭日旗ではないもの。韓国のクレーマーなど、放射状の模様やカニの足ですら旭日旗に見えるというので、そのような方々に不快な気持ちを抱かせないのはハードルが高そうだ。しかし、「朝」の1文字が入っているだけの朝日新聞の社旗が旭日旗と間違えられて騒ぎになった、という話を聞いたことが無いので、何か文字を入れれば良いのだろう。例えば「日本」とか「がんばれ」とか。具体的な競技を応援するなら「水泳日本」だの「陸上日本」だのの文字を入れれば良いだろう。自国の国旗の悪口を言うのもどうかと思うが、落ち着きすぎて応援には向かない日の丸よりも、よっぽど応援している感がある。ついでに、外国人観光客向けの土産に「寿司」だの「萌え」だのの文字を入れた旭日旗風グッズを用意しても良かろう。なにせ、文字が入るだけで旭日旗とは認識されないのだから、応援したい人にとっても、旭日旗を許せない人にとっても、どちらも得をするというスバラシイ解決策じゃないか。★☆★