2019年09月16日 記事
働く市民、休む市民

2019年09月16日(月)

●3連休の最終日。自動車会社のカレンダーでは平日らしいので、こんな日に休んでいるのはトヨタ市民としては底辺の側(笑)。おかげで、ご近所のガレージはガラガラ。休日の朝とは思えぬ光景が広がっていたが、午前中遅めに出かけると、何となく、ゴーストタウンを横切っている感じになる。お陰で、日中の移動は空いているが、帰り道が帰宅ラッシュの時間と重なってしまい大変な目にあった。日本の連休は皆が同じことをわざわざしているから混雑するんだ、という指摘があるが、狭い日本、あえて皆が同じことをした方が混乱が少ないんじゃないかと思う一面もある。平日は皆、平日として働く、というのが合理的かも知れない。ただ、そうした場合、役割分担も必要だろう。観光地も合わせて休んでしまっては商売にならない。結果的に、比率が高い会社員の状況を中心に、周辺を合わせていくのが良いか。いや、働き方改革とやらで、働き方の多様性も重視されるようになってきたので、この先、観光地などは、読みづらくなるだろう。定休日という概念もなくなるんじゃないか。●働き方改革、これ、その実、労基対策みたいな面があり、働く側も働かせる側も困っているのが本音じゃないか?営業職は、外回りなど、日常的に移動が多いが、法的には、移動時間も労働時間なので、ただ移動しているだけでも『仕事』だ。当たり前だが、個人の自由で移動しているのではなく、何らかの業務上の目的を持って移動しているので仕事だが、その法的解釈はともかく、単に移動しているだけなら、いわゆる『生産性向上』とは真逆の方向になる。じゃあ、営業マンは移動せずに椅子に座って仕事してろ、って事かという話だが、その「足で稼ぐ」のを時代遅れと見るか、誠意と見るかは、それこそルールではないので判断が難しいところ。一周回って見渡してみれば、困っているのは企業と従業員ばかり。ルールを作った役所だけが数字の帳尻が合って喜んでいるという始末なので、その『働き方改革』に欠陥があると考えるのが自然な話。行政に文句ばかり言うつもりもないが、どうも、発想がバカとしか良いようのないものが増えている。軽減税率のバカ騒ぎも、新聞が騒がないから目立たないが、その場で食べるか持ち帰るかで税率が違うとか、バカ以外の何でもない仕組みを堂々と決めちゃっているだろ?挙句に、ポイント還元って、お前ら税金が足りてるのか足りてないのか、どっちなのか。★☆★
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