2019年07月08日 記事
ネーミングが秀逸なのは小林製薬だと思ってる

2019年07月08日(月)

●セブンペイ。不正アクセスだの不正利用だの騒いでいるが、どうも、マスコミ的報道から、根本的なスカタンぶりが伝わってこない。仕組みのスカタンさは数日前の日記でも述べたが、報じ方は、ネット上で起きているような不正アクセスによる被害のような高次なものと一緒で、それらのニュース報道から受ける印象は「何だか分からないけど、ネットは怖いね」だ。バカが鉄砲を自分の頭に向けて遊んでたら、引き金引いて死んだニュースなら「こいつバカだなぁ」という話にもなろうが、一連のニュースは「銃器は危険ですね」みたいに聞こえる訳で、これがスポンサー企業に対する忖度でなくて何なのか。もちろん、報じる側がよく分かっていない可能性もあるので、一概には言えないが。そして、目下、世間の声を受けて『二段階認証』を導入することを検討しているらしいが、納期的にどうなのかね。こちらの方では、馴染みのなかったセブンイレブンだが、既存のコンビニの近所に次々に建てて勢力を伸ばし、実質、割り込んできたみたいで印象はよろしくない。どうせ、「他社も何とかペイってやってるから、ウチもすぐにやれ」とか言ったんじゃないかね。各社が慌ててペイペイ言い出した背景、というか大元凶は、消費増税時の『キャッシュレス決済ならポイント還元』という経産省の愚策だろう。そんなバカなことをやっていないで、税金など、必要なら徴収する、で済む話。まぁ、軽減税率に固執して尻を舐めているような新聞屋が、お上の悪口を書き立てることもないだろうが。●「花粉を水に変えるマスク」、景品表示違反で消費者庁から措置命令。商標としては面白いが、これを考えたやつがバカだなぁ、としか言いようがない。それこそ、「やせるクスリ」と同じようなものだろう。さらに、この一連の騒動、名前も聞いたことがないようなインチキ会社ならともかく、有名企業が並んでいて笑うしかない。この手の薬局で買えるようなものは、ほとんど気休めくらいの効果しかないと思っているが、だからこそ、差別化を図るのが難しいので、変な名前であったり、コマーシャルであったり、パッケージであったりする必要がある。ただし、それもジョークグッズなら問題ないが、効果効能が疑われるような不真面目なものは、かえってマイナスイメージになる。値段の面でも、化粧品同様に、安すぎると「効かない」という心理的な効果につながるので難しい。★☆★
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