2019年07月17日 記事
「我が社を選んだ理由は?」「給料が良いからです!」くらいの素直なのが良いな

2019年07月17日(水)

●何か買う時、とりあえず探すのがアマゾン。もはやアマゾン病とも言えるが、便利だから仕方がない。会社帰りにちょっと立ち寄って、みたいな事ができるほど店もないし、品揃えも悪い。また、ボールペン1、2本を買うのに、わざわざ駐車場に入れて、駐車券貰って、買い物したら駐車場代がダダになると言われようが面倒なことに変わりはない。物流屋さんには申し訳ないが、これらネット通販が『買い物』を大きく買えたのは間違いないだろう。そんなアマゾン、米国ミネソタ州の配送センターで一部の労働者がストを起こしたというニュースが目に入った。同社にとって大きなセールとなるプライムデーの初日にストを決行したようだが、ニュースに同情的な声はそれほど多くない。そもそも、アマゾンは最低時給を15ドルに上げたばかりだが、ざっと調べてみると、ミネソタ州の最低賃金は、約10ドル。簡単に言えば、時給1,000円くらいの地域で、1,500円出ても文句がある、という感じで、お国柄や生活水準、社保なんかの中身も違うので単純比較はできないにしろ、1,000円未満の日本人には「何を言っているんだ」としか聞こえない。また、このニュースをわざわざ取り上げている朝日新聞が、どういう意図で記事にしたのかも興味深いところだ。●最低賃金、野党などが1,500円にしろ、とか騒いでいるが、あれは何なのかね?確かに、それは一部の人にとって魅力的だとは思うが、じゃあ、その給料を出せる会社がどれだけあるのか考えれば、正直、体力がある会社しか無理だろう。庶民の味方ヅラする野党、彼らの言い草の1つに「大企業優遇を止めろ」というのもあるが、最低賃金を引き上げれば、それに対応できる大企業ばかりが人を雇えることになり、払えない中小企業は店を閉めるか、家族経営で灰になるまで働くしかなかろうに。しばしば「賃上げ」は庶民の『数』を集めるのに有効だが、庶民の生活水準が上がれば、商店だって価格を上げるだろうに。「物価が、物価が」と騒ぐが、間接的に物価を押し上げているのは、この手の連中じゃなかろうか。ただ、短絡的に目先の「賃上げ」に食いつくような連中が、回り回って発生する物価高にアタマが回る筈もないので、その辺りは「政府が悪い」で納得するんだろう。ただ、そうは言ってもカネは有効な解決策でもある。トヨタ市界隈、製造業が多いので非正規雇用も少なくないが、比較的『出す』ので、上澄みが取られてしまうことになる。結果、残ったのは単価に比例する程度の悪い連中で、言い方が悪いと叱られそうだが、翌日から来なくなったとか、そんな連中ばかりだと思えば、程度が良いとは言えないわな。★☆★
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