2019年04月11日 記事
手に余る

2019年04月11日(木)

●そこにブラックホールがあったからと言って、我々の生活に何か変化があるわけでもないが、やっぱり、ロマンだなロマン。ブラックホールが撮影された。史上初とのことで、科学技術云々で喜ぶべきだろうが、テレビの報道で松本零士が喋っており、まぁ、そこらのオッサンがロマンだと騒いだところで何ら、問題はないだろう(笑)。ブラックホールはどんなものか?ピントの合わないドーナツのような映像があちらこちらで使われているが、その中心部分にブラックホールがあり、直径が約1,000億kmだそうで、何だか、さっぱり分からない。質量も太陽の65億倍とある。太陽の質量、と言われてもピンとこない上に、そのオーダーが億単位だ。何だろう。「1円玉を毎日貯金し続けると、1億日で1億円になるよ」と言われても「はぁ、そうですか」としか言いようがないようなモノだろうか。とにかく、手に余るスケール感だが、地球上、自分の周囲約3メートル程度の距離感で生活している生物に、そんなものが理解できるはずもない。宇宙、すげぇな。●フランスに逃げ帰っていたカルロス・ゴーンの妻とやらが再来日するらしい。テレビ東京は、空港で待ち伏せて「YOUは何しに」とか取材すべきだろう。勝手な推測だが、日本にいると不利なので、「身の危険を感じた」などと言い垂れて、あちらで保護してもらおうとか思っていたんだろう。まぁ、あちらに戻って、何かを『処分』して帰ってきた可能性もあるが、どちらにしても胡散臭い。もちろん、この事件の根本の部分、その昔、ゴーンが居なけりゃ、日産そのものがどうなっていたのか分からなかった訳で、これを胡散臭い外国人だけの事件として扱うべきじゃなかろうに。ゴーンとかいうヤツに騙されました、という被害者面にしか見えない辺り、不信感しかない。●難癖とは、どういう場合でも付けられるものだなぁ。中日新聞、新札の発表記事の脇で『二千円札は見送り「政権の沖縄軽視の表れ』というタイトルを見かける。「そもそも安倍政権は、二月の県民投票で辺野古沿岸部の埋め立てに反対が示されても、民意を無視し続けている」だそうで、一回、病院に行ったほうが良いんじゃないか?批判とは便利な道具で、何らかの意見に対し、前向きな意見をぶつけようとすると、どうしても既出のものと同等かそれ以上の納得の出来る内容である必要がある。しかし、批判は「おかしいぞ」だけ言えば、衆目を集めることが出来るので、マスコミに限らず、インテリと呼ばれたがる連中がよく使う。さらに、本来なら「バカは黙ってろ」で済むような話であっても、この手の連中は「出された意見に真摯に向き合え」と添えて、対等に価値がある意見であるかのように騒ぎ立てる。面倒くさい連中は面倒くさい。★☆★
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