沸点が低い大人が増えた
2019年06月26日(水)
●何だかキチガイみたいなのが増えたのかねぇ。名古屋市内で男性2人が殺された。ビルメンテナンス会社の同僚、41歳、44歳の2人組が、近所の無職(38)に刺殺されたという。事件の経緯がよく分からないが、夜の10時半過ぎ、会社員2人が無職を大声で呼び出し、3人で口論になった挙げ句の結果だそうで、何だか、どっちもどっちという感じ。日常的にトラブルがあったとの情報もあるが、無職の供述が「猫のことで因縁をつけられ、2人と口論になった」なので、猫を可愛がるだけの迷惑無職だったのだろう。日常的なトラブルも、猫絡みで、何かの弾みに「猫にエサやるな、迷惑なんだよ」みたいなところから口論がエスカレートしたに違いないが、そんなクズを夜中に呼び出すのもどうかと思う訳で、結果は結果だが、中身は微妙。この手の事件、「相手に舐められた」とかいう、根拠のない感情みたいなのを過度に気にする連中が起こす典型的な事件だと思うが、さすがに殺すようなヤツに両成敗なんて言葉は使えない。●お笑い芸人が一斉に『謹慎』となった。何だろうね、この茶番。もし、反社絡みの問題なら、芸人個人だけの問題かという話にもなるし、会社に隠れて個人営業して金銭の授受があれば、脱税という話にもなる。どちらにしても、法的な問題が絡むのに、それが謹慎で済まされる理由がわからない。いや、法的な話が「これから」ならまだ分かるが、今まで、例えば「未成年芸能人の飲酒」みたいなのは、やっぱり謹慎だけで終わって、誰も処罰されていない。もちろん、一般会社員と違って、芸能人の謹慎は、それだけで「社会的制裁」にもなろうが、だからといって「私刑」みたいなので済ませる問題じゃなかろうに。反社との関わりや、脱税の問題、すべてが謹慎で片付くかどうかとは無関係に、その反社とやらは無傷なのが、さらにオカシイ話じゃないか。要は、ヤクザとか野良犬とかそこらに落ちている厄災みたいなもので、障ったヤツがアンラッキーみたいなものなのか。正直者が馬鹿を見る、という言葉があるが、何か、そのまんまだな。★☆★