書いている方も分かってて書いているからイヤラシイ。
2019年06月28日(金)
●中日新聞が『「安倍支持」のわけ 長期政権と有権者』なるコラムを載せていた。未だに50%近い支持率に首を傾げながら、『野党への不信もあり、現政権を消極的によしとする有権者心理が読み取れる』などと書いているが、『安倍氏が首相に返り咲いて六年半になる』のに、ブーブーと文句しか言わず、ロクに対案も出さない連中こそ、何をやっていたのだと言いたくなる話。要は、彼らは「文句をいうだけのポジション」を安定して維持し続けているだけのことであり、もはや、政権を取るなどは、支援者に対するポーズでしかないに違いない。賛成するもの、反対するもの、それで実情は変わらず。これぞ、安定した社会とは言えまいか。無論、手放しで、アベ政治マンセー、と言うつもりはない。確かに、中日新聞が書くように『消極的によし』としているのはウソじゃないだろう。ただ、どれかを選ばない、という選択肢はないので、どれかに託すしかない状態であれば、姿勢が消極的であれ、いや、消極的であればあるほど、選ばれなかった側が無能だとしか言いようがないのに。●有権者はどう思っているか。この手の反アベの特徴は、インテリ(だと思っている)ことだろうか。何にせよ勉強熱心で、ツイッターなんぞでも、頻繁に有名人だの識者だのの発言をリツイートし、また、ウヨクのバカに突っ込まれれば「●●センセイの本に書かれている」などと即答できるほどの読書家でもある。どういうインテリな人々が、どうして反アベなのかと疑問に思うが、これも、安定しているから出来る「ワタシ、体制派じゃない」がカッコいいと思うファッションみたいなものだろう。まぁ、中国だったら、人知れず、処分されている存在だが、日本じゃそんな話は許されない。一方で、有名なセンセイの発言をリツイートするワタシ、識者センセイのご本を紹介するワタシ、に酔っているだけなので、その人がその中身を理解しているかどうかは別問題。いや、仮に、理解していようが、その有名なセンセイが仰ることがご尤もなら、アベ政権なんてすぐに崩壊し、そちらの対案を推す政権に替わるだろうに。結局、そうなってないのは、そのセンセイの理屈が、単なる少数派の戯言や、タダの耳障りの良い文句だったりするわけで、お前らが信じる行為と、その信じたものの価値は別問題なのだが、ワタシが信じている以上、これが正解であり正論だ、を超えない人々の耳に届くはずもない。こういう事を、弱小日記サイトのオッサンが物申したところで、「弱小サイトの癖に黙ってろ」と言われるのがオチだが、「少数派の意見を尊重しろ」と叫ぶような連中ほど、そういう事を平気で言うので、信用しろというのが無理というもの。肯定化否定かの違いだけなので、その実、ネットウヨクもパヨクも本質は変わらない。だから、仲良く喧嘩し続け、その状態に満足しているんだろう。文句だけ言って高給を戴く人々にしてみれば、便利な存在だな。★☆★