2019年05月16日 記事
失言問題?それしか追求できるネタがない人たちが騒いでいる

2019年05月16日(木)

●「終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのでは」、トヨタの社長が言ったそうだ。まぁ、実際に難しいだろうが、そもそも、労働環境が偏っているのは、正社員のクビが簡単に切れないところに問題があると思っている。大企業に就職したら安泰、寄らば大樹の陰、などと言われることもあるが、その大樹がいきなり倒れて右往左往することもある昨今。どこぞの家具屋のように経営方針の誤りだけが、大木が倒れる原因とも言えなくなってきた中で、何らかの形で人員を整理しようとしても、どうしようもないクズ社員出会っても『正社員』となると、中々、クビが切れないようになっている。これは、長年の労使闘争とやらで『勝ち取った権利』かも知れないが、結果的に、企業の雇用を萎縮させ、便利で使いやすい『派遣』に頼ることになる。●もちろん、労働者側から見れば、何らかの勝手な会社都合でクビを切られるなんて困る、という話だが、ここで話をしている『クビを切る』は、そういう次元ではなく、もっと次元の低い人材での話だ。そして、残念な事に、そういう人材は、手より口が動くような連中を専門に寄り添い、救済しているフリをしながら、政治信条を煽り立てる労働組合みたいなところに集まってしまう。結果的に、どんなバカでも『労働者は全て平等』だから、給料に差をつけるな、ノルマで評価するな、もっとカネだけ寄越せ、などと数を頼りに騒ぎ立てる。だが、権利だなんだと騒いだところで、実際の利益に上限があるので、分配される富も、自ずと決まってくるが、ロクに働かないダメ正社員の分は、他の人が面倒を見ているようなもの。超高齢化社会で老人を少ない数の若者が世話しているのと同じ構図だろう。●働き方改革を叫ぶなら、法律にあるような、会社と交渉出来るのは労働組合だけ、のような労使交渉みたいなのを廃して、プロ野球のような個人契約の形式を推奨すべきではないか?経営側と労働者、個別の交渉で、その業務管理をシステムに置き換えれば、無駄に存在するような中間管理職も、大幅に削減できる。労使交渉は、どちらかが暴走しないように牽制し合うように、何らかの形で必要だが、物価が高いなどと騒いで賃上げを要求し、結果的に、物価高を加速させているような、今の労働組合は、正直必要ない。一旦、リセットすべき。★☆★
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