2019年05月18日 記事
数打ちゃ当たる方式

2019年05月18日(土)

●『オレオレ詐欺で約1,550万円をだましとられた東京都の女性(81)が5月17日、定期預金の解約を止めなかったのは注意義務違反にあたるなどとして、都内の信用金庫に対して、全額の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした』、何かねぇ、この金融機関が高額な取引に対して何らかのアクションをするのは、義務じゃなくてサービスだろうに。こういうバカな老人のために、いくら以上の振込ができない、といったバカ基準が作られた上に、そのバカ基準で守ってくれなかったと訴えるなら、馬鹿以上の言葉が見つからない。これ以上の基準を作るなら「もう、年寄りの言うことは全部信用しない」しか思いつかないが如何か。『家族も信金に対し、50万円を超える金額のときは自分たちに連絡するよう依頼していたが、事件の日は連絡がなかったという』も、その「依頼」がどの程度のものか書かれていないが、それこそ、この手の親切サービスなんか、バカ基準に照らして廃止すべきで、毎月幾らかの金額を払って受ける正式なサービスにすればよろしい。きちんと申込書に記入し、いくら以上の取引の場合、どこそこに連絡がつかなければ応じない、とかね。オレオレ詐欺というクズみたいな連中を容認するつもりはないが、犯罪は「やりやすい」ところを狙うだけの話なので、後を絶たないんだろうな。●こちらは、警察のお手柄か。老人からキャッシュカード1枚をだまし取った疑いで捕まった会社員(20)の男、決め手は『町内を巡回中の署員がスーツ姿が似合っていなかった男を不審に思い、コンビニエンスストアから出てきたところ職務質問をした』だそうだ。無職でなくて会社員という肩書きで、スーツ姿が似合っていない、ってどんなレベルか分からないが、しばしばマンション投資のインチキ電話も、丁寧な言葉遣いが板についておらず、むしろ、一言二言話を聞くだけでバカだと分かるので、こういう直感的な印象はあながちバカに出来ない。まぁ、人によっては、この警察官を失礼だという奴も出てこようし、仮に間違いだったといに、たまたま、そいつが面倒臭い奴だったら、ツイッターなんぞに投稿して「国家権力の横暴だ」に始まり、下手すりゃ「アベが悪い」とか言い出す可能性もある。だが、警官なんて、人を疑って然りで、それで何もなければ良し、とするしかないだろうに。犯罪者が「私は犯罪者です」という顔をして歩いているケースは珍しいので、役割を担った者が「怪しい」と思えば、その職務を全うすることに協力するのが犯罪を減らすことにつながる。★☆★
2019 年 05 月
      1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
 
前月 今月 翌月

- WebCalen -